新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛の「ステイホーム」が続いている。アスリートも同じだが、世界を舞台に戦ってきた、たくましい選手たちのスマートフォンなどには「これ!」というオススメの風景がある。“映え”る絶景や思い出の街、風景など、思い入れある1枚を随時連載で紹介する。

渡辺勇大(2019年12月1日)
渡辺勇大(2019年12月1日)

【香港のつるし肉】

バドミントン日本代表は、年200日以上にも及ぶ代表活動を行っている。海外でも、毎年20試合近くを戦う。ジュニア時代から世界を股に掛け、大会に出場してきた渡辺勇大(22=日本ユニシス)は、毎年秋に行われる香港オープンでの1枚を提供してくれた。

渡辺 香港のフードコートで撮った写真です! 正体不明の“つるし肉”が超おいしかったっていう思い出があり、毎年ヘビーリピートしてます(笑い)。

香港フードコートでのつるし肉(渡辺勇大提供)
香港フードコートでのつるし肉(渡辺勇大提供)

普段はあまり食にこだわりがないという渡辺だが、見た目と味のインパクトに引かれ、毎年食べるようになったという。

ちなみに同大会は18、19年と混合ダブルスで連覇するなど、とにかく相性のいい国際大会。遠征中はホテルでの食事が多いが、香港で出合った「つるし肉」が、好成績を生んでいるのかもしれない。

(2020年5月29日、ニッカンスポーツ・コム掲載)