キャベツは、生でも、煮ても、焼いても、炒めてもおいしく食べられる万能野菜です。野菜の中で、普段最も多く食べられているのが「キャベツ」であることが、サラダクラブの調査でわかりました。
調査対象となったのは、20~69歳の男女2059人。普段最も多く食べている野菜を聞いたところ、「キャベツ」がトップに。以下「タマネギ」「トマト」「ジャガイモ」と続いています。
キャベツを食べる理由として最も多かったのは「いろいろな料理に使えるから」(43.2%)。次いで「調理が簡単だから」(31.7%)、「味が好きだから」(30.5%)が続きました。女性20代では「ダイエットのため」(19.0%)が、ほかの性別・年代層に比べて突出して高い結果となりました。
また、市販の「千切りキャベツ」を購入する理由は、「すぐに食べられるから」(64.5%)がダントツの1位。切る手間も洗う手間もない点を長所と感じている人が多いようです。特に女性40~50代で高くなっていました。
キャベツはいろいろな料理に使える便利さに加え、栄養素も豊富。「ビタミンC」や、胃の調子を整える「ビタミンU」はよく知られていますが、ほかにも免疫力を上げる「イソチオシアネート」や、骨の健康に関わる「ビタミンK」も含まれ、「食べる薬膳」とも呼ばれています。夏の暑さで食欲が減退しがちですが、キャベツを食べて乗り切りましょう!