トレーニングをすると、体の中では炎症が起こります。それをそのまま放置したり、炎症を促進するような食生活を送っていると、ケガをしやすく、病気にもかかりやすい体になってしまいます。
魚に多く含まれるEPAやDHA、亜麻仁油やエゴマ油に含まれるαリノレン酸などの「オメガ3系脂肪酸」には、体の炎症を抑え、脳の血流を増やす働きがあります。
オメガ3系脂肪酸を含む食材を日々の食事にコツコツ取り入れて、ケガや病気に強い体を作りましょう。おすすめのレシピを5点紹介します。
カジキマグロのさっぱりソテー
DHAやEPAの豊富なメカジキをオリーブ油でソテーし、トマト、キュウリ、ミョウガなどを使ったさっぱりソースをかけました。食欲がない時や、夏バテ解消にもぴったりの1品です。
焼きサバとズッキーニのおろし添え
「魚は骨があるからイヤ」というお子さんには、少し手間ですが、ほぐしてあげると苦手意識なく食べることができるかもしれません。大根おろしと塩もみしたズッキーニが、よいアクセントになります。
ゆで鶏 亜麻仁油のねぎ塩だれ
魚アレルギーのある方は、亜麻仁油やエゴマ油などでもオメガ3系脂肪酸を摂ることができます。これらに含まれるαリノレン酸は、体内でEPAに変換されます。酸化しやすいため、食べる直前にたれと混ぜ合わせます。
巻きサラダ
熱に弱いオメガ3系脂肪酸を最も効率よく摂る方法は、生で食べること。刺身もこのようにラップスタイルにすれば、目先が変わって飽きずに食べられます。
エゴマとカボチャのすいとん
エゴマはゴマと似ていますが、シソ科の植物でゴマとは別物です。エゴマにはゴマの約2倍のオメガ3系脂肪酸が含まれています。