液体の「めんつゆ」や「だしつゆ」は、うどんやそばのつけづゆやスープに使うだけではなく、煮物や炒め物などさまざまな料理の味付けや、タレとしてしょうゆの代わりにも使えるので、冷蔵庫にあると重宝しますね。市販のめんつゆ・だしつゆを料理に使う人は利用者の6割弱で、使い方にもそれぞれ工夫があるようです。
マイボイスコムが10~70代の男女1万134人を対象に行った調査によると、市販のめんつゆ・だしつゆを利用する人は9割弱。利用頻度は「週に2~3回」「週に1回程度」がボリュームゾーンで、週1回以上の利用者は約55%でした。
そのまま使用可能なストレートタイプと、用途によって水で希釈して用いる濃縮タイプがありますが、利用者が最も多かったのは「濃縮つゆ」(80.3%)で、次いで「ストレートつゆ・しょうゆベース」(31.9%)。地域別にみると、近畿では「ストレートつゆ・しょうゆベース」が5割弱と、他の地域より比率が高くなっています。
市販のめんつゆ・だしつゆを利用する理由は、「だしをとる手間がかからない」(59.2%)が最も多く、次いで「調味してあり失敗がない」「いろいろな料理に使える」が5割前後。「調味料代わりに使える」は女性、「だしをとる手間がかからない」は高年代層、「いろいろな料理に使える」は女性高年代層でそれぞれ比率が高くなっています。料理に使う人は「かなり使っている」「やや使っている」を合わせて56%でした。
また、市販のめんつゆ・だしつゆを使う際の工夫や、おすすめの使い方などについて、以下のようなコメントもあがっていました。
・溶き卵にめんつゆとマヨネーズを入れて、電子レンジでチンして卵焼きを作る。超おいしいです(男性23歳)。
・めんつゆとバターの組み合わせでどんな素材も大体おいしくなる(男性32歳)。
・甘すぎるので、しょうゆと半々で使っている(男性49歳)。
・漬物を作るときに使用すると、だしが効いておいしくなる(男性64歳)。
・豆腐にチーズとめんつゆをかけるとおいしい(女性25歳)。
・表示より薄めに作って塩分に気をつけている(女性36歳)。
・今年の夏は猛暑でそうめんをよく食べたが、しょうゆベースのめんつゆには飽きてしまい、塩レモンやレモンベースのめんつゆがアレンジそうめんに使いやすかった。ツナやサケフレークと食べるとおいしく、在宅勤務の昼食に重宝した(女性41歳)。
・トマトジュースや野菜ジュースの味がいまひとつというときに、めんつゆをちょっと入れると飲みやすくなる(女性55歳)。