食欲の秋に“ガッツリ”食べたくなる肉料理。近年は肉ブームもあり、魚介類よりも肉類を食べることが多いという人が増加傾向で、4割強の人が「週4〜5回以上」食べていることがわかりました。
マイボイスコムが10〜70代の男女1万279人を対象に行った調査によると、好きな肉料理は「焼肉」(70.3%)がトップで、以下は「カレー」「しょうが焼き」「トンカツ」「餃子」「からあげ、フライドチキン」が各60%台。「牛丼」「トンカツ」「メンチカツ」「ハムカツ」「もつ煮込み」は、男性で比率が高くなっています。女性10~40代では「焼肉」「からあげ、フライドチキン」が上位2位、女性50~70代では「餃子」が1位でした。
よく食べる肉の部位・種類は、牛肉では「バラ、カルビ」「切り落とし、こま切れ」が3割前後。豚肉では「バラ」が47.2%、「かたロース、ロース」「切り落とし、こま切れ」が4割前後となっています。鶏肉では「モモ」が65.1%、「ムネ」が51.6%です。加工肉では「ウインナー」「ハム」が5~6割、「ベーコン」が40.2%となっています。
肉類の料理を食べる頻度は「週4~5回」「週2~3回」がボリュームゾーン。週4~5回以上食べる人は4割強で、女性40代以下でやや高くなっています。魚介類よりも肉類を食べることが「多い」「どちらかといえば多い」という人は合わせて6割で、過去調査と比べて増加傾向です。女性10~40代では各70%台と、他の層より高くなっています。
なお、肉類が好きな人は「おいしい」(71.3%)との理由がダントツで、そのほかに「スタミナがつく」(53.1%)、「栄養価が高い」(39.6%)といったイメージを持っている人が多いようです。以下は「カロリーが高い」「食べやすい」「調理がしやすい」が各20%台で続きました。