バレーボールのVリーグ1部パナソニック・パンサーズのミドルブロッカー、山内晶大(26)は名古屋市立工芸高に入学してからバレーを始め、愛知学院大在学中に日本代表に選出された。204センチと日本代表最長身で、石川祐希、柳田将洋らとともに「NEXT4」として人気もブレイク。そんな山内選手に食のこだわりがあるのか、聞いてみた。【聞き手・中西美雁】
―好きな食べ物と嫌いな食べ物は
山内 好きなのは食材でいったらトマト。料理だと、お寿司、焼き肉、オムライスですね。嫌いなのは、大根おろしとメンマとレバー。あと銀杏。ラーメンのメンマや大根おろしもあまり食べないです。
―小さい頃と比べると、食の好みは変わったのか
山内 小さい頃は野菜を全く食べられなかったんですが、今は食べられるようになりました。だから、普通に食生活の中で摂るようにしています。
―野菜が食べられるようになったきっかけは
山内 やはり日本代表に選ばれて、そこで食についての意識が高まりました。栄養管理を自分でもするようになりました。
―おふくろの味は
山内 豚肉のショウガ焼きと、ブリの照焼ですね。
―それは、お母さまの得意料理?
山内 いや、単純に僕が好きなだけですね(笑)。
―試合の前の食べ物で気をつけていることは
山内 ないです。まずは食べたいものを食べます。僕は、ご飯にストレスをかけたくないので。もちろん野菜を全く食べないのはまずいなとかそれくらいは思いますし、栄養バランスも考えますけど、試合前にはこうして…とか細かい制限はかけないです。
―海外でも食事に困らないか
山内 国によりますが、普通に食べられる方です。イランはちょっとつらかったかな…。でも、それ以外は基本、その国のものを食べますね。アルファ米があったら食べますが、なかったらなかったなりに、その国のものを食べます。
―プライベートで海外旅行に行ったときも、地元のものを食べるのか
山内 プライベートで海外に行ったことはないです…。行きたいんですけど、時間がないですね。
―ジュニアアスリートに食についてのアドバイスを
山内 とにかく「めっちゃ食べること」を僕はおすすめします。米、肉、とりあえず食べる、めっちゃ寝る。そうしたら体の土台ができて、大きくなります。204センチの僕が保証します!(笑)
◆山内晶大(やまうち・あきひろ) 1993年11月30日生まれ。愛知県出身。名古屋市立工芸-愛知学院大-パナソニック・パンサーズ。バスケットボールから高校時代にバレーボールに転向。大学時代の2014年に日本代表に初選出され、2020年度も代表入り。204センチ、85キロ。足のサイズは30センチ。