新型コロナに翻弄された2020年。日本漢字能力検定協会は14日、京都市東山区の清水寺で「今年の漢字」を発表し、2020年の漢字は「密」に決まりました。
アスレシピは「蜜」
さて今年もアスレシピ編集部では「今年の漢字」を選出。先に発表された「現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」でも「3密」が大賞だったように、コロナ禍で「ミツ」という言葉をよく耳にしましたが、あのミツではない「蜜」を選びました。
え? 単なるこじつけではありません。はちみつ、メープルシロップ、黒蜜などの「蜜」には、アスリートのコンディション維持に欠かせない各種ミネラルや、腸内環境を整えるのに役立つオリゴ糖などが、砂糖よりも多く含まれています。サイトでもたびたびおすすめしましたし、関連コラムやレシピもよく読まれていたんですよ。
何はともあれ、こっちの「ミツ」なら大歓迎ですね。
●日頃の料理に使って栄養価アップ
砂糖の代わりに料理に使えば、知らず知らずのうちにミネラルやオリゴ糖が摂れます。はちみつは、種類によって抗菌や抗炎症作用が認められているものも。コンディション維持や腸内環境の改善に、どんどん活用しましょう。
●非加熱はちみつはのどの殺菌にも
非加熱はちみつは殺菌効果があるので、のどの調子が気になる時にも使えます。ただし、乳児ボツリヌス症にかからないように、加熱蜜は1歳未満、非加熱蜜は2歳未満の子には食べさせないようにしてください。
●古米を新米並みにおいしく
ご飯を炊くときにはちみつを加えると、アミラーゼという酵素が作用し、ふっくらとやわらかく、おいしく炊きあがります。分量の目安は、米3合に対して大さじ1程度です。
●手作り黒蜜にも挑戦
黒蜜は、簡単に手作りすることができます。ぜひ挑戦してみてください。
長引く感染症への不安で心がくじけてしまいそうな時は、甘~い「蜜」で心も体もひと休み。新しい年に向け、ともに頑張っていきましょう。【アスレシピ編集部】