日本の伝統的な保存食、梅干し。梅に含まれるクエン酸やリンゴ酸などの有機酸には、筋肉の疲労物質である乳酸の分解やミネラルの吸収促進などの働きがあり、アスリートの食事にも役立ちます。
暑くなる季節は塩分やミネラルの補給、食品の腐敗防止、食欲増進などの面でも活用したいですね。梅干しそのものは苦手というお子さんでも食べやすい、おすすめレシピを10品紹介します。
鶏ささみとスナップエンドウの梅マヨあえ
梅の酸味がマヨネーズのおかげでまろやかに。スナップエンドウの代わりにインゲンなどでもおいしくできます。
水晶どり梅みそだれ
しっとりぷるぷるのゆで鶏に、甘酸っぱい梅みそだれをかけていただきます。梅干しは唾液の分泌を促すので、食欲が落ちやすい時にもおすすめ。
夏野菜の梅おひたし
オクラなどの夏野菜と鶏ささみ、モッツァレラチーズを梅干しを使っただし汁に漬けます。梅干しは調味漬けではなく、塩だけで漬けたものを選んでください。
サトイモの梅おかかあえ
試合前などで炭水化物を多くとりたい時におすすめ。梅おかか衣はジャガイモや青菜をあえたり、おにぎりに入れたりしてもおいしいです。
青ジソたっぷり梅肉鶏つくね
つくねの中にもシソがたっぷり。梅との相性もバッチリです。
豚しゃぶ梅おろしうどん
調理の手間をかけずに、スムーズにエネルギーに換わる組み合わせ。梅干しのクエン酸で疲労回復効果も抜群です。
長イモとワカメの梅ポン酢あえ
梅干しに含まれるクエン酸は疲労を蓄積しにくくするだけでなく、疲労回復にも効果的。さっと合わせるだけで完成のお手軽メニューです。
梅のオリーブ油漬けとシラスパスタ
エキストラバージンオリーブ油に梅干しとハーブを一晩漬けると、風味に奥行きが生まれます。
梅干しの茶わん蒸し
具は梅干しだけという潔さ。具合が悪い時にもおすすめです。
イワシの梅干し煮
圧力鍋がなくても大丈夫。普通の鍋やフライパンでさっと煮立てるようにして作れば、ふんわりやわらかく仕上がります。