成長期の選手は、生きるために必要な分に加え、成長に必要な分と運動で消費する分の栄養素を摂る必要があります。練習がハードであればあるほど、食べなければいけない量も増えますが、中には多くの量を食べられない選手もいます。無理に食べても嘔吐や下痢をしてしまえば、栄養素は吸収できません。
1回の食事量が増やせない場合は、食事の回数を増やす方法もありますが、「栄養密度の高い食品を選ぶ」という手もあります。栄養密度が高いとは、同量で比較した時により多くの栄養素が含まれるもののこと。たとえば、白米(うるち米)と比べ、もち米やもちの方が炭水化物が多く含まれているなどです。
今回は、炭水化物の比率を高めた献立を紹介します。主食はもち米を使ったおこわにし、具やおかずにも炭水化物を含む食材を入れています。試合当日の朝や試合間の昼食など、効率よくエネルギー補給したい場合にも活用できます。
<主食>栗おこわ
<主菜>鶏だんごとたっぷり野菜のスープ煮
<副菜>長イモとアボカドとビーツの酢しょうゆあえ
<乳製品>牛乳
<果物>ゴールドキウイ
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