アスレシピ主催のスポーツ栄養セミナーとして、9月28日に「ラグビー選手の栄養の基本・体を大きくするための食事」を行い、10月12日にはその内容をさらに詳しく伝える4回セット講座シリーズの第1回「日本代表につながるジュニア選手の栄養と食事」の講義をオンラインで行いました。
いずれも大変多くの人に参加していただき、セミナー終了後にはたくさんのご意見や質問をいただきました。その中で、特に印象的だったのが「体重、体脂肪率(身体組成)をはかる」「ご飯の量をはかる」をやってみます、というコメントが多かっことです。
以前のコラム(自分を知ることが大切、アスリートは「体重とご飯」を計量しよう)でも紹介しているように、アスリートとして体重・体脂肪率の計測や食べるご飯の量をはかることは大切なことであり、基本のことです。これらのことは、ラグビーだけでなく他競技のアスリートに対してもアドバイスしていますが、毎日の習慣にするのはなかなか難しいという声も聞きます。
身体組成を定期的に計測すると、自分の食事の量(摂取エネルギー量)が不足しているのか、多過ぎてはいないのかを確認することができます。計測結果を見ながら食事量を調整する際に、普段食べている自分のご飯量を知っていると調整しやすいですね。「いっぱい食べています」と感覚で話している人は、ご飯の量をはかってみたら必要量と比べて足りていなかったということもあるでしょう。毎日体重を計ることで、順調に成長しているかどうかも把握することができます。
また、いつものご飯茶碗以外の器に盛る場合、例えば、お弁当箱に詰める場合はどれくらいご飯が入っているか、わからなくなることがあるので、いつもと同じ量を詰めること、さらにその量が入るお弁当箱を選ぶことも大切になってきます。
皆さんもぜひ、リビングに体組成計、炊飯器の横にスケールを置くようチャレンジしてみましょう!
26日は「体を大きくする食事のとり方と必要な栄養」
セミナーに参加したら、聞いたことや学んだことを継続することが大事です。バランスの良い食事も、体重とご飯の計測も続けることで体が変わってきます。
26日には4回セット講座シリーズの第2回「体を大きくする食事のとり方と必要な栄養」を行います。単発受講も可能ですし、セット申し込みをすれば、過去実施したセミナーを動画で視聴することができます。ご参加をお待ちしております。