アレルギーとは、簡単に言えば免疫機能が正常に機能しないこと。免疫細胞の70%が存在しているところは、腸になります。

 欧米文化が入ったことで、日本人の食生活は、昔ほど食物繊維が豊富な野菜や果物を摂らなくなりました。そのため、日本人の腸内細菌の数は1500兆個から100兆個に減少していると言われています。

 まずは、腸内環境を整えましょう。腸内環境を整えることはアレルギー体質の改善だけではなく、免疫力の低下を防ぎ、健康を維持していく上でも病気や老化の予防にも役立ちます。

 そこで、食物繊維の他にミネラルも手軽に摂取できる食材の1つとして、雑穀を摂ってみましょう。

馬肉でスタミナチャージ

雑穀&馬肉タンパクもりもりチャーハン
雑穀&馬肉タンパクもりもりチャーハン

 今回紹介するのは「雑穀&馬肉タンパクもりもりチャーハン」。低脂肪・高タンパク、繊維もカルシウムも豊富で、必須アミノ酸や貧血予防になる鉄も多く含んでいるメニューです。調味料を含めて、アレルギー特定原材料27品目を使用しておりません。

 馬肉は、九州の一部地区をのぞき、一般的には馴染みのない食材ですが、牛肉、豚肉、鶏肉よりも豊富な栄養素が多数あります。瞬発力や持久力、筋肉疲労を軽減させるBCAA(分岐鎖アミノ酸)と筋肉合成を助ける重要なアミノ酸EAA(必須アミノ酸)が豚肉よりも豊富に含まれております。

 スタミナ強化に必要なグリコーゲンの量は牛肉の3倍、豚肉の5倍。そのほかの栄養素もかなり高いものがあります。

馬肉の主要栄養素比較

・*タンパク質*
(馬肉=20.1g:牛肉、豚肉、鶏肉の各1.2倍)
・*カルシウム*
(馬肉=11mg:牛肉、豚肉の1.8倍、鶏肉の1.5倍)
・*鉄*
(馬=4.3mg:牛肉の2倍、豚肉の4倍、鶏肉の5倍)
※100g、部位はひき肉で比較

 それでいて、豚肉よりエネルギー(カロリー)は2分の1、脂質は6分の1、引き締まった体づくりには、うれしい栄養バランスです。

雑穀でミネラル豊かなチャーハンに

 また、白米にアワ、キヌア、アマランスをそれぞれ大さじ1ずつ(2人分)加えたことで、成長期のスポーツ選手が必要なミネラルの多くを摂取できます。雑穀は手軽に摂取できるミネラルの宝庫です。カロリー制限の厳しいアスリートにお勧めの食材です。

<白米にプラスされた場合の量>
 +鉄1.7mg(白米大さじ1杯分の20倍)
 +カルシウム20mg(同40倍)
 +マグネシウム57mg(同24倍)
 +亜鉛1.0mg(同12倍)

 亜鉛はビタミンCと一緒に摂取することで吸収が高まりますので、ビタミンCの多い野菜や果物から摂取するとよいでしょう。ここではパプリカを加えています。

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