青魚に多く含まれるＥＰＡやＤＨＡといった不飽和脂肪酸は、血液サラサラ効果があり、動脈硬化や心臓疾患の発症軽減効果のイメージが強いと思いますが、アスリートにも、積極的に摂取してほしい栄養素です。
トップアスリートは、良いパフォーマンスを発揮するために、筋肉の質や量を意識しています。その際、いかにスムーズに筋肉に酸素を送り出せるかどうかが、カギとなります。
魚に多く含まれるＥＰＡという成分は赤血球を柔軟にし、細い毛細血管を通りやすくしてくれるため、全身にくまなく酸素が供給できるようになります。さらに、血液がサラサラとなり、一度に多くの血液を送り出せるので、運動時の心臓への負担軽減というメリットもあります。
一方のＤＨＡは目の網膜に多く存在するので、視神経の伝達速度を上げ、反射性を高める助けになり、血流を良くすることから眼精疲労に効果があると言われています。
本日紹介する魚料理は「米粉パンでサワラ味噌サンド」です。魚の味噌煮が白いご飯ではなく、パンと合うの？ と驚かれる方もいると思いますが、これが意外にも相性が良いのです。
また、食物アレルギー対応のために米粉パン、小麦や大豆不使用の味噌を使っています。アレルギー特定原材料２７品目は、使用しておりません。
今回は、辻安全食品のレトルト食品「サワラの味噌煮」を利用しているので、ほかに用意するものは、タマネギ、マヨネーズ（食物アレルギー対応）のみです。混ぜてサンドするだけ。手間かけずに出来上がります。
サワラには、カルシウムの吸収を促進するビタミンＤが豊富に含まれ、１５～１７歳の１日摂取目安量の約８０％摂取することができます。
魚のえぐ味が苦手という方も、ほんのり甘い味噌で包まれているため、美味しく食べられると思います。朝食や昼食、または補食におすすめの１品です。
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