最近は食事の管理をアプリで行うことも多くなりました。いろいろなアプリがありますが、大抵のものは選手自身が食事の記録を入力し、自動的に計算、栄養素の分析ができるのでとても便利です。

 ただし、入力するにはどのような食材を、どれくらいの量を使って、どのように調理したのかを把握しておく必要があります。実際の量を計量せず、よく調べずに入力すると、とんでもなく多い、少ないといった栄養量が表示されることになります。

よくある間違い入力とは?

 選手がよくする間違いの1つは、ご飯と精白米です。ご飯は精白米に水を加えて炊いたもので、精白米は炊く前のお米です。ご飯を100g食べたのに、精白米を100g食べたことにして入力してしまうと、栄養素は大きく変わってしまい、正確な栄養量の算出ができなくなります。

 ちなみに、ご飯100gのエネルギーは168kcal、精白米100gは356kcalで約2倍。ご飯の炊き上がりは水分を含むので、米1合(150g)で2.2倍の330g程度になります。

 食事内容を紙に記録するときは起こりにくいことですが、アプリを使用して食事記録を入力する場合、成分表の表記にはさまざまな食品があるので、それが精白米なのか、玄米なのかをしっかり理解して記入してください。

簡単で、おいしく糖質とタンパク質が取れる「ウインナーとコーンのおにぎり」
簡単で、おいしく糖質とタンパク質が取れる「ウインナーとコーンのおにぎり」

 さて、もうすぐ冬休みです。自分でご飯を炊いておにぎりを作ってみるのもいいでしょう。今回はとても簡単で、おいしく糖質とタンパク質が取れる「ウインナーとコーンのおにぎり」を紹介します。ウインナーを切って、フライパンでコーンを炒め、ご飯と混ぜるだけ。余ったら、お弁当のおかずとしても使えます。