遠征時の食事の管理は非常に大変です。大会が遠方で開催されて、あまり土地勘のないところに行く場合、ネットなどで事前に調べたとしても、ホテルでの食事や周辺の状況が分からず、どのようなものが準備できるのか、困ることも多いですね。
ホテルで食事を提供してもらえる場合は、あらかじめ食事内容を確認する必要があります。一方、最近ではレストランを持たないホテルも増えているので、周辺で食事ができるところを探すこともあります。
今回は、朝食が提供されない、もしくは試合開始が午前の早い時間のため、ホテルで朝食をとれない場合、どう食事をするかを考えてみましょう。
大人数が入れる場所の確保
まず、食事場所を探します。例えば、24時間営業のファミレスやファストフード店で、朝6時頃に部員が大人数で訪れても対応可能かを確認しておきます。
「試合当日の食事」がとれるか
試合当日の朝食は糖質中心で、脂質の多いもの、生もの、食物繊維の多いものを避けることがポイント。その店で、このポイントとする食事が提供可能かなどもチェックします。
メニューとしては、ご飯にサケの焼魚、卵焼き、サラダやおひたし、みそ汁などがつく定食。食パン、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、スープなどのモーニングセットを選ぶといいでしょう。さらに、ヨーグルトや納豆を付けたり、みそ汁を豚汁に変更したり、ご飯の量も見直したりと、バランスと量を考え、基本のセットにプラスしていきましょう。唐揚げやとんかつなどは避けておきましょうね。
不足分はコンビニなどで買い足し
食事量が不足する場合は、コンビニなどで買い足しましょう。牛乳や乳製品、果物が不足する場合は補食としてや、ホテルに戻ってから各部屋で食べるとよいでしょう。果物や果汁100%のジュース、ヨーグルト、野菜ジュースなども用意しておきましょう。
今回は、遠征中でも簡単に作ることができる「ドライフルーツ入りヨーグルト」を紹介します。生のフルーツを調理することができない時は、持ち運びできるドライフルーツが役立ちます。どこでも食べられるようなものを、日頃から見つけておくといいですね。