ママ特派員の原田とも恵さん(京都府木津川市)による心も身体も温まる朝食の紹介です。
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 サッカー、フットサルに打ち込む3人兄弟の母として、また、プロ選手を目指すチームをサポートしている立場として、日頃から願うことは、今だけでなく大人になってからも健康で、ケガなく活躍して欲しいということです。そのためには子どものうちから正しい食習慣を身に付け、健康な身体作りが大切です。

 成長期のジュニアアスリートには、成長分に加えてトレーニング分の栄養が必要なため、朝食の1食分も重要だと考えています。

ご飯にお味噌汁、昔ながらの和食が我が家の定番です
ご飯にお味噌汁、昔ながらの和食が我が家の定番です

朝食から見直してみませんか?

 簡単に美味しく作りたい朝食、我が家では栄養抜群のお味噌汁が大活躍です。

 夜に出汁や具材を準備して、朝は味噌をとくだけにしておけば楽ちんです。いろいろな味噌を混ぜてアレンジするのもおすすめ。ショウガのすりおろしを入れたり、ゴマ油をたらしたりしても味に変化がついて美味しいです。

 我が家の一番人気は、鶏団子が入ったお味噌汁です。

作り方
 昆布と鰹節で出汁をとり、鶏ひき肉(すりおろしたショウガをたっぷり、味噌少々、塩少々、ネギのみじん切り)を団子にし、好みの野菜や具を入れ、仕上げに味噌を入れて出来上がり。

我が家の一番人気、鶏団子のお味噌汁
我が家の一番人気、鶏団子のお味噌汁

 今回は身体を温める野菜の白菜、大根、サトイモ、ネギ、厚揚げ、乾燥ワカメを入れ、仕上げに刻みネギ、すりゴマをふりかけました。

 味噌は発酵食品なので整腸作用があり、栄養の吸収もよくしてくれます。また、身体を温め代謝を促進し、ご飯などの糖質をエネルギーに変えるのに必要な栄養素ビタミンB群が含まれています。

 ネギに含まれるアリシンという成分は、味噌に含まれるビタミンB群の吸収率を高める働きもあります。

 一品でビタミン、ミネラル、動物性タンパク質、植物性タンパク質がバランス良く摂れ、胃にやさしく、冷蔵庫にある残り野菜で簡単にできるので、「最強の朝食」だと思っています。

 やはり朝食は昔からの定番、ご飯にお味噌汁がいいですね。栄養価も高く、ほっとする“おかんの味”で心も身体も温まりますよ。

原田とも恵(京都府木津川市)

スポーツ栄養コンディショニングアドバイザー、一般社団法人ガットフットサルスクール理事。
関西圏スポーツチームへのセミナー、栄養コーチングなど活動、現役Fリーガーの栄養コンサルティングも。
サッカー、フットサルを頑張る3兄弟(小学6年、3年、1年)の母。