ママ特派員の中堀まち子さん(神奈川相模原市)による「芋ようかん」と「スイートポテト」の紹介です。
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 中学2年生の娘は育ち盛りで食欲旺盛、小腹が空いた時にパクッと食べられるおやつは欠かすことができません。クラシックバレエをしているので、体重管理が必須で、ちょっとした間食も賢く選ぶ必要があります。

 市販のお菓子はカロリーが高いので、私がよく手作りしますが、今回は寒い季節になると食べたくなる“ホクホク”の食感が我が家で人気の、サツマイモを使ったスイーツを2品紹介します。砂糖を控えめにし素材の甘みを生かしました。

冷めても美味しいスイートポテト
冷めても美味しいスイートポテト

 サツマイモは腸内環境を整えてくれる食物繊維や、加熱しても失われないビタミンCが豊富に含まれています。また、切った時に出る白くネバネバした液はヤラピンと呼ばれるサツマイモにしか含まれてない成分で、腸の運動を促し便秘も解消してくれるそうです。

 甘すぎず少量でお腹も心も満たされ、ヘルシーかつ美容にも効果的。お年頃の娘や、最近お腹周りが気になり始めた私にとってもうれしいおやつです。

 どちらもサツマイモをゆでる手順までは一緒なので、我が家では一度に和洋2つの味を作ります。カテキン豊富な緑茶や、リラックス効果があると言われるカモミールティーとともに、休日には母娘でちょっとしたアフタヌーンティータイムを楽しんでいます。ぜひ試してみてください。

<簡単!芋ようかん>
調理時間約25分
材料(2人分)
サツマイモ(ゆでてこしたもの)…100g(約1/5本)
砂糖…25g
コーヒーフレッシュ…2.5ml(ポーション約1/2個)
シナモン(粉末)…少々
作り方
①鍋にサツマイモが被る程度の水を入れ、皮をむいて輪切りにしたサツマイモを竹串がすっと通るまでゆでる。
※水が蒸発するのでこまめに水を足して、サツマイモの頭が出ないようにする。
②サツマイモが熱いうちに裏ごしする。
③②に砂糖、シナモン、コーヒーフレッシュを加えて混ぜる。
④深さがある四角い器に③を伸ばしてラップをかけてギュッと押しつけ表面をなめらかにする。
⑤冷蔵庫で冷やし、固まったら食べやすい形にカットする。

食べやすい大きさに切ってください
食べやすい大きさに切ってください

<スイートポテト>
調理時間約40分
材料(2人分)
サツマイモ(ゆでてつぶしたもの)…85g(約1/6本)
砂糖…大さじ1.5
牛乳…大さじ1
シナモン(粉末)…少々
マーガリン…大さじ1/2
作り方
①鍋にサツマイモが被る程度の水を入れ、皮をむいて輪切りにしたサツマイモを竹串がすっと通るまでゆでてからつぶす。
※水が蒸発するのでこまめに水を足して、サツマイモの頭が出ないようにする。
②砂糖、牛乳、シナモン、マーガリンを①に加えてしっかりと混ぜる。
③食べやすい大きさ(目安は50~60g)に丸めてアルミホイルの型にのせ、200℃に予熱したオーブンで約15分焼く(トースターなら焼き目がつくまで)。

中堀まち子(神奈川県相模原市在住)

栄養士、フードコーディネーター、薬膳アドバイザーのほか、アロマテラピー、ハーブコーディネータなど資格多数。
保育園で栄養士として勤務した後、市の非常勤栄養士として食育指導、栄養指導の経験も豊富
5歳から続けるクラシックバレエとバトントワラーズ部に所属する中学2年生女子のママ。