ママ特派員の中堀まち子さん(神奈川相模原市)が、牛乳・乳製品のアレルギーのあったお子さまのために作っていたスコーンのレシピを紹介します。
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 娘が幼稚園に入るまで、乳製品を除去する生活をしていました。

 食事はやはり、手作りが安心だったので、乳製品を使わない料理やおやつのレシピを試行錯誤する毎日。時には、テーブルセッティングなどにもこだわり、娘が家でもカフェ気分が楽しめるようにしていました。

 そんな当時、よく作っていた「春色桜餡のスコーン」を紹介します。

春を感じる「桜餡のスコーン」
春を感じる「桜餡のスコーン」

 牛乳とバターの代わりに、豆乳とマーガリンを使っています。卵も使っていないので、乳製品や卵にアレルギーがあるお子さんでも、安心して食べられると思います。

 市販の桜餡は、食物繊維が豊富な白インゲン豆で作った餡を使用しています。シンプルな生地に、桜の餡を練りこむことで風味が増し、まるで桜餅を食べているかのような味わいになります。甘さがしっかりとついているため、ジャムやクリームなどをつけなくても食べられます。

 桜餡の替わりにベーコンやチーズを入れても、おかず感覚で食べられると思います。とにかく簡単なので、ぜひ作ってみてください。

<春色桜餡のスコーン>
調理時間約40分
材料(5個分)
薄力粉…110g
ベーキングパウダー…小さじ1
砂糖…小さじ2
マーガリン…30g
豆乳…40~50ml(硬さを見て調整してください)
桜餡(市販)…50g

作り方
①薄力粉とベーキングパウダーと砂糖をしっかりと均等に混ぜる。
②マーガリンを細かく指で砕くようにして①に混ぜる。
③豆乳は、一気に入れずにゆっくりと生地に流しいれながら練り、硬さを調整していく。
 ※生地が1つにまとまるくらいがベスト。
④桜餡は5等分にする。
⑤③を5等分にする。丸めてから桜餡を上にのせて平らに広げてから半分に折り、更に半分に折る。桜餡が層になって見えるようにする。

スコーン生地と桜餡が層になって見えるように折ります
スコーン生地と桜餡が層になって見えるように折ります

⑥⑤の形を丸く整えてからオーブンで180℃で20~25分焼く。

中堀まち子(神奈川県相模原市在住)

栄養士、フードコーディネーター、薬膳アドバイザーのほか、アロマテラピー、ハーブコーディネータなど資格多数。
保育園で栄養士として勤務した後、市の非常勤栄養士として食育指導、栄養指導の経験も豊富
5歳から続けるクラシックバレエとバトントワラーズ部に所属する中学2年生女子のママ。