ママ特派員の稲葉祐紀子さん(神奈川県藤沢市)のお宅では、自宅でとれたハーブを使って手作りソーセージを作っています。
========

 我が家の子どもたちは、ハムやソーセージなどの食肉加工品が大好きです。

 美味しく、手軽なので、お弁当や朝食にも重宝していますが、市販のソーセージには保存料などの添加物が入っていることが、母としては気になるところではありました。

 そこで、安心してたくさん食べられるように、ソーセージを手作りしています。

焦げ目をつけることで香りが立ち、より美味しくなります
焦げ目をつけることで香りが立ち、より美味しくなります

 中に混ぜ込むハーブの1つ「セージ」は、古くから万能な薬草として用いられており、肉の臭み消しだけではなく、疲労回復効果や強い抗菌作用があります。

 子どもたちはハーブの風味が苦手だったのですが、ソーセージに刻んで混ぜ込んだものは抵抗がなく、美味しく食べてくれます。

 ハーブは、スーパーの野菜コーナーにも売られていますが、丈夫な植物なので、ベランダで育てるのもおすすめです。

我が家で収穫した「セージ」の葉
我が家で収穫した「セージ」の葉

 ハーブやスパイスの量、種類は好みに応じて調整してください。肉100グラムに対して、セージの葉1枚程度がちょうどいい配分です。

 現代の食生活では添加物をとらないことは難しいかもしれませんが、手作りできるものはできる限り作って、安心して子どもたちに食べて欲しいと思っています。

<手作りソーセージ>
調理時間:30分
材料:太めのソーセージ5本分
豚ひき肉・・・400g
セージの葉・・・3〜4枚(お好みで)
タイムの葉(ドライでも可)・・・適量(お好みで)
塩、コショウ・・・各小さじ1/2強
クレイジーソルト(スパイス塩)・・・2~3振り

作り方
①ハーブ類はみじん切りにする。タイムの葉を使う場合は茎をしごいて葉のみを使う。
②豚肉に全ての調味料と①を入れてよく練る。
③細長く成形して、ラップでギュッと包み、両端をキャンディーのようにひねる。

成形後ラップでギュッと包みます
成形後ラップでギュッと包みます

④蒸し器で約10分蒸すか、様子を見ながらレンジで加熱する。
(※レンジの場合、太さによりますが500Wで5~7分程度)
⑤④をフライパンで焦げ目が付くように焼く。

稲葉祐紀子(神奈川県藤沢市在住)

教員。
食事を通して、心身ともに家族の健康維持をサポートしたいと願うママ。子供たちが取り組む競技は、中学2年生の女子は剣道、ライフセービング、小学2年生の男子はサッカー、ライフセービング。