どの家庭でも頻繁に食卓にのぼる食品、豆腐。今回はそれと、同じく豆製品の豆乳を使って、味と栄養をアップさせる温&冷製の2通りの食べ方が楽しめる「豆乳豆腐」を紹介します。どちらも、練習後の疲れている時や、暑くて食欲があまりない時でも、ツルっと食べることができます。
豆腐にはビタミンB群やカルシウム、豆乳にはマグネシウムや鉄分などが多く含まれており、運動後に不足したミネラルを効率よく摂り入れることができます。これらは筋肉の質を良くし、やわらかい筋肉を作るので、我が家でも積極的にとるようにしています。
●温製「豆乳豆腐」
鰹節に含まれるビタミンDと一緒にとることで、豆製品に含まれるカルシウムの吸収率がアップしますし、豆製品と鰹節の2つを組み合わせることで、不足している必須アミノ酸がそろい、植物性と動物性のタンパク質をとることができます。身体を作るには、両方のタンパク質をとるほうが良いと言われています。相乗効果か、豆腐もまろやかになり、鰹節からもいいだしが出ます。
<材料>
豆腐…1/2丁(100~150g)
無調整豆乳…適量
鰹節…1パック(5g程度)
ネギ、海苔、ちりめんじゃこ、シソ、ゴマ、ショウガ、醤油、ポン酢など…お好みで
<作り方>
①お皿に角切りにした豆腐を入れ、豆腐がかぶるぐらいの豆乳を注ぐ。
②ふんわりとラップをして、豆腐が熱くなるまで電子レンジで加熱する(2分程度)。
※豆腐は角切りにしなくても大丈夫ですが、温める時に大きいと中身が飛び出すことがありますのでご注意ください。
③鰹節をかけて完成。お好みで、醤油、ポン酢などをかけて食べます。ネギ、海苔、ちりめんじゃこ、シソ、ゴマ、ショウガなどもよくあいます。
●冷製「豆乳豆腐」
夏場に失われがちなミネラルもとりやすく、冷たいので口当たりも良いです。味付けはシンプルですが、クルミがアクセントになります。
<材料>
豆腐…1/2丁(100~150g)
無調整豆乳…適量
シソ…3枚(千切りにしておく)
トマト角切り…1/4個
クルミ…3~4粒(砕いておく)
[仕上げにかけます]
オリーブ油…適量
黒コショウ、海塩…お好みで
<作り方>
①お皿に豆腐を入れ、豆乳(お好みで)を注ぐ。※豆腐はそのまま食べるため、角切りにせずスプーンなどで崩しながら食べてください。
②トマト、シソ、クルミをのせる。
③海塩、オリーブ油、黒コショウをかけて完成。
・スポーツ栄養コンディショニングアドバイザー、調理師。
・アスリートやスポーツをする子供の栄養相談、クラブや学校の講義、料理教室など活動。
・学生時代はサッカー部に所属していた男子のママ。