私が保育園の栄養士だったころ、カジキの唐揚げは子どもたちに人気のメニューでした。それを我が家流にアレンジさせたレシピを紹介します。
魚が苦手なお子さんでも、カレーの風味にすることで食べやすくなりますし、あつあつでも冷めても美味しいので、お弁当にもおすすめです。
カジキは一年を通して手に入りやすく、ビタミン類やアミノ酸などがバランスよく含まれた食材です。カリウム、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)、ビタミンD、ビタミンEも多く含まれているので、栄養もたっぷり。お父さんのおつまみにもいいですよ。
<カジキのカレー唐揚げ風ネギダレ>
■調理時間:40分
■材料:2~3人分
カジキ…250g(一切れ80gくらいのを3枚くらい)
[つけダレ]
ガラムマサラ(カレーパウダーでも可)…6ふり
昆布つゆ…大さじ1.5
砂糖…小さじ1
みりん…大さじ1
コショウ…少々
[衣]
片栗粉…大さじ2
小麦粉…大さじ2
※小麦粉と片栗粉の割合を1:1にするとサクッと揚がります
揚げ油…適量
[ねぎダレ]
ねぎ…1/2本
ゴマ油…大さじ1
■作り方
①カジキを一口大サイズにそぎ切りにし、10分ほど、つけダレの材料につけこむ。
②ネギをみじん切りにし器に盛っておく。
③鍋にサラダ油を入れて170℃に温めている間、カジキに衣をまぶす。
④鍋に③を入れて4~5分程度、中火でこんがりとするまで揚げる。
⑤ネギのみじん切りした器にゴマ油をかけてレンジで1分ほど加熱する。
⑥皿に盛り付けたカジキの上に⑤をのせて完成。
・栄養士、フードコーディネーター、薬膳アドバイザーのほか、アロマテラピー、ハーブコーディネータなど資格多数。
・保育園で栄養士として勤務した後、市の非常勤栄養士として食育指導、栄養指導の経験も豊富。現在は地域支援センターにて栄養相談を行う。
・5歳から続けるクラシックバレエとバトントワラーズ部に所属する中学3年生女子のママ。