暑くなり食欲が減るこの時期に、口当たりよく、さっぱりと食べられるレシピを紹介します。
鶏ささみはタンパク質が豊富な上に、脂肪分が少なく、消化吸収がよいので、良く使う食材です。梅干しのクエン酸には、疲れの原因になる乳酸を抑える働きや、食中毒などが心配なこの時期、菌が増殖するのを抑える効果もあるようです。
少し疲れたな、食欲がないなという時でもツルっと食べられ、しっかり栄養がとれる1品です。作り方も簡単です。
<鶏ささみと梅干しとシソのさわやかうどん>
■調理時間:20分
■材料:2人分
市販のゆでうどん…2玉
鶏ささみ…60g(約1枚)
キュウリ…約1/3本
ネギ…大さじ2
梅干し…2粒
シソ…4枚
油揚げ…2/3枚
ミニトマト…2粒
鶏ささみのゆで汁…お玉4杯(260ml)
市販のこんぶつゆ…お玉2杯(130ml)
いりゴマ…少々
市販のゴマダレ(しゃぶしゃぶやサラダ用)…小さじ2
■作り方
①キュウリは薄くスライスして塩もみする。ミニトマトは洗って半分にカット。ネギは洗って刻む。梅干しは種を取り除く。シソは細く刻む。
②うどんをゆでて、流水で洗って水を切っておく。
③鶏ささみはフォークなどで筋をとり、塩(分量外)を入れ沸騰したお湯に入れて2分ほどゆでる。アクを取ってから、フタをして火を止めて5分放置する。
④油揚げは魚焼きグリルで表裏各2分焼き、さらに裏返して1分焼いて焦げ目をつけてから、食べやすい形に刻んでおく。
⑤こんぶつゆと鶏ささみのゆで汁を合わせる。
⑥鶏ささみはある程度粗熱が取れたら流水で冷やして手で割く。
⑦うどんを器に盛りつけて、鶏ささみ、シソ、梅、ネギ、ミニトマト、キュウリ、油揚げをのせる。
⑧合わせたこんぶつゆをかけて、お好みでいりゴマ、ゴマだれをかけて完成。
・栄養士、フードコーディネーター、薬膳アドバイザーのほか、アロマテラピー、ハーブコーディネータなど資格多数。
・保育園で栄養士として勤務した後、市の非常勤栄養士として食育指導、栄養指導の経験も豊富。現在は地域の子育て支援センターにて栄養相談を行う。
・5歳から続けるクラシックバレエとバトントワラーズ部に所属する中学3年生女子のママ。