成長期は、特にタンパク質が必要です。身体を大きくするために、ジュニアの頃から市販のプロテインを飲んでいる子もいると聞きますが、中学1年生の息子には、食事から栄養を摂取させてあげたいと思い、料理を工夫しています。

子どもたちの身体を大きくするために、息子が所属するチームのお母さん同士が持ち寄った1品料理の数々。私は「タンパク質強化コロッケ」を、そのほかは、サケのおにぎり、野菜たっぶりハンバーグ、煮豚、チラシ寿司など
子どもたちの身体を大きくするために、息子が所属するチームのお母さん同士が持ち寄った1品料理の数々。私は「タンパク質強化コロッケ」を、そのほかは、サケのおにぎり、野菜たっぶりハンバーグ、煮豚、チラシ寿司など

 タンパク質豊富にアレンジしたコロッケは、ジャガイモの中におからを混ぜ、パン粉の代わりに粉豆腐を使って揚げます。これでタンパク質の量がアップし、ニンジン、ピーマン、赤パプリカ、シイタケなどの野菜類を入れることで、さらに栄養価を上げています。

 月に1度の持ち寄り料理(参照:「母たちが持ち寄り料理で後押し、「同じ釜の飯」で団結力アップ」)でも作った1品で、翌日のお弁当のおかずにもおすすめです。

<タンパク質強化コロッケ>
調理時間:45分
材料:俵型コロッケ30個分
ジャガイモ…6個
豚ひき肉…300g
ニンジン、ピーマン、赤パプリカ、シイタケなどお好みの野菜など…適量
おから…100g(ジャガイモの1/3の量が目安です)
[衣]
小麦粉…適量
卵…適量
粉豆腐(高野豆腐をおろしても可)…適量

作り方
①ジャガイモをゆでてつぶしておく、豚ひき肉を炒めておく、好みの野菜などを小さく切っておく。
②生のおからと野菜を炒め、①に入れてまぜる。

工程②

③成形し、小麦粉、卵、粉豆腐の順に衣をつける。

工程3

④揚げて完成。

伊藤恵美(埼玉県新座市在住)

栄養士。
食品会社の栄養士として勤務。同時に中学生女子硬式野球クラブチームの栄養士として、ユース選手の食事を栄養面でサポート中。
ソフトボールの経験がある大学1年生の長女、女子硬式野球部に所属する高校2年生の次女、リトルリーグ硬式野球部に所属する中学1年生の長男のママ。