今回は簡単で栄養たっぷり、残暑におすすめの「ツナとシラスの和風ソースパスタ」を紹介します。「豆苗とハムの炒めもの」と「ナッツヨーグルト」をプラスして3品を20分で仕上げます。
このパスタソースは、丼にするのもおすすめです。我が家では、家族そろって同じ時間に夕食がとれないことが多く、麺を茹でるのが手間なので、子どもたちにはパスタを、後から食べる夫にはパスタソースを丼にして出しています。丼にアレンジするとボリュームが少ないので、豚小間をプラスし一緒に炒めてしまい、パスタにする前に丼分を取り分ければ炒める手間は一度で済みます。
ソースの具は、常備しているツナ缶、冷凍保存しているネギやシメジ、シラスを使って、さっと仕上げます。簡単なのに、タンパク質、カルシウム、ビタミンDと成長期の子どもに必要な栄養素がたっぷり取れるメニューです。
パスタはご飯やパンと同じ炭水化物ですが、タンパク質も多く含まれていますし、エネルギーとして燃え出すのも早く、試合前に適しているため、アスリートにも人気が高いそうです。また、クリーム系の味付けにすると、消化に時間がかかるので、味付けはシンプルにしています。
豆苗は安価で手に入りやすい食材ですが、抗酸化作用のあるβカロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カルシウムなど、さまざまな栄養素が含まれている上に、おひたしやスープにもさっと使え、とても万能な食材です。また根っこの部分を残して毎日きれいな水に浸しておくと、1~2週間程度で成長し再び食することができます。豆苗の成長も楽しめます。
■調理時間:3品で20分
■材料:2人分
<ツナとシラスの和風ソースパスタ>
パスタ…200g
ネギ…1本弱(斜め切りにする)
シメジ(エリンギでもおいしいです)…1袋
ツナ缶…1缶
シラス…40g程度
ミニトマト…4個
シソ…4枚
刻みニンニク…1片分(瓶詰の刻みニンニクを常備しておくと便利です)
しょうゆ…大さじ2
バター…少々
塩、コショウ…適量
~丼を作る場合~
豚コマ切れ肉…1人分につき100g程度
<豆苗とハムの炒めもの>
豆苗…2枚
かつお節…少々
しょうゆ…大さじ1
ゴマ油…大さじ1
<ナッツヨーグルト>
プレーンヨーグルト…2人分
リンゴ…適量
ミックスナッツ…適量
ハチミツ…適量
■作り方(同時に3品を作ります)
①パスタを茹でるお湯を沸かしておく。フライパンにゴマ油を熱し、豆苗を入れ、ハムをちぎって入れる。さっと炒め、しょうゆとかつお節を入れ、全体になじんだら完成。
②フライパンは洗わずに軽く拭き、オリーブ油、ニンニクを入れ再びフライパンを熱する。ニンニクを炒め、ネギ、シメジ、ツナ(ノンオイルのものであれば汁気は切らずそのまま)を入れ、塩、コショウ、しょうゆ、バターで味をつける。
※丼にする場合は、ここで豚肉も炒めてしまい、丼分を取り分けておく。
③お湯が沸いたらパスタを茹でる。フライパンは弱火にしておき、その間にリンゴを切る。ヨーグルトを器に入れて、リンゴ、ナッツを入れておく。
④フライパンにパスタの茹で汁をお玉1杯ほど入れる。茹で上がったら手早くフライパンで混ぜ合わせ完成。お皿に盛り、シソ、ミニトマトを添える。
⑤最後にヨーグルトにハチミツをかける。
・調理師、スポーツフードアドバイザーの資格を保有。
・スポーツを頑張っている子どもを持つお母さんのために、セミナーなどを開催できるように勉強中。テニスを頑張る長男(小学6年)、サッカーを頑張る次男(小学4年)と三男(年中)のママ。