<ママ特派員・サポーターから>

 ママ特派員の三木玲伊子さんは、女子栄養大学食生活指導士やアスリートフードマイスター3級の知識を生かし、サッカーを頑張る高校1年生の息子さんをサポートしています。

短時間でも栄養素しっかり

 成長期の身体の発育に大きく影響すると言われる「朝食」。わかってはいても、朝は食が進まないお子さんもいるでしょう。特に、朝練がある日はより早く家を出るため、食べる時間が少ないことも影響するかもしれません。

 我が家の息子は、食欲がない時でもサンドイッチなら食べやすいらしく、常備している卵を使ったサンドイッチを作っています。簡単ながら、少しでも多くの栄養素が摂れるよう工夫した2種類の具を紹介します。

<ゆで卵とホウレン草のサンドイッチ>

ゆで卵とホウレン草のサンドウィッチ

材料:1人分
固ゆで卵…1個
ホウレン草…1/4束
ベーコン…1/2枚
マヨネーズ…大さじ1
ケチャップ…小さじ1
塩、コショウ…各少々
8枚切りの食パン…2枚

作り方
①ホウレン草はゆでるか電子レンジで加熱し、水けを絞って2センチ長さに切る。ベーコンはソテーする。固ゆで卵はみじん切りにする。
②①にマヨネーズとケチャップを加えて混ぜ合わせ、塩、コショウで味を調える。食パンに挟み、食べやすい大きさにカットする。

ポイント
いつもの卵サンドにホウレン草をプラスして栄養価を高めました。ベーコンの塩けがあるので、味つけは加減してください。朝練後の補食として持たせても。

<ミニトマトとピーマンとベーコンのオムレツサンド>

オムレツサンド

材料:1人分
卵…1個
ピーマン…1個
ベーコン…1/2枚
ミニトマト…2個
塩、コショウ…各少々
オリーブ油…適量
8枚切りの食パン…2枚

作り方
①卵は溶きほぐし、軽く塩コショウする。ピーマンは薄い輪切り、ベーコンはひと口大、ミニトマトはくし型に切る。
②小さめのフライパンにオリーブ油少々を熱し、ベーコンを入れて卵液を流し入れる。ピーマン、トマトも加え、片面が焼けたら裏返し、火を通す。
③オリーブ油を塗った食パンに②のオムレツを乗せ、黒コショウを振り、ケチャップ大さじ1を塗る。もう1枚のパンで挟み、好みの大きさに切る。

ポイント
マヨネーズを使わないので、マヨネーズが苦手な方でも食べられます。小さめに切ると食べやすく、食も進みます。

【ママ特派員・東京都在住・三木玲伊子】