<ママ特派員・サポーターから>

 生野菜のサラダというとヘルシーなイメージがありますが、「じつは栄養素ってそんなに多くないのでは?」と不安に思っていました。

 そこで、私が注目したのが、ベビーリーフやスプラウトなどのいわゆる「野菜の赤ちゃん」たちです。人間でも動物でも、小さい子は元気いっぱい、エネルギーにあふれていますよね。野菜も同じで、発芽して間もない幼葉には、大きく育っていくための栄養素(ビタミンB、E、カリウム、βカロテンなど)が豊富に含まれています。ブロッコリーなどのスプラウトも、抗酸化作用が期待できる食材として注目されています。

多品目が1度に摂れる

 ベビーリーフは、ロメインレタス、ルッコラ、水菜、ケール、レッドスピナッチなどの幼葉をミックスしたもの。それぞれの野菜を揃えるのは大変ですが、ベビーリーフなら簡単にたくさんの種類の野菜が摂れます。少し大きめに育ってから株ごとミックスして売られているものもあり、サラダに使うとボリュームが出ます。

 我が家では、ベビーリーフやスプラウト、ミニトマトなどをすぐに食べられるよう下ごしらえをして、冷蔵庫にストックしています。ポイントはしゃきっとした新鮮なものを購入すること。ともに冷蔵で3日ほど保存できるので、朝食のサラダや夕食の付け合わせなどにさっと使えて便利です。

 ドレッシングはお好みですが、我が家ではオリーブ油、レモン果汁、酢、自然塩、黒コショウを混ぜ合わせたものをかけています。

ベビーリーフのストックがあれば、サラダも簡単

手作りドレッシング
手作りドレッシング

<ベビーリーフのストックサラダ>
調理時間:5分
材料
ベビーリーフ…2袋
ブロッコリースプラウト…1パック
キュウリ…2本
青ジソなど(好みで)…5枚

材料。株ごとのベビーリーフがあると、サラダにボリュームが出る

ドレッシングの材料
ドレッシングの材料

作り方
①リーフ類はさっと洗い、キッチンペーパーなどで水けをしっかり拭き取る。大きいものは食べやすい大きさに刻む。

よく洗って水けを拭き、食べやすい大きさに刻む

②キュウリは縦半分に切ってから小口切りにする。スプラウトは根元を切り落とす。
③大きめのホーローやふた付き容器などに①、②を合わせて入れ、冷蔵庫で保存する。

※ベビーリーフにルッコラやからし菜などが入ると、アクセントになって味も引き締まります。青ジソやイタリアンパセリなど、好みの野菜を足しても。

<ミニトマトのハニーマリネ>
材料
ミニトマト…1パック
はちみつ、酢、レモン果汁…各大さじ1

作り方
ミニトマトは皮を湯むきし、はちみつ、酢、レモン果汁を混ぜ合わせたマリネ液に漬け込む。冷蔵庫で保存する。

【ママ特派員=岐阜県在住・高本幸子】