<ママ特派員・サポーターから>
今年の春から、親子で増量に取り組み始めたママ特派員の高本幸子さんと競泳を頑張る小学6年生の息子さん。3カ月後の結果はいかに?
自ら食事を整える力を
私が息子に身につけてほしいと思っていることに、「食事を整える力」があります。
まだ小学生ですが、今後のことも見据えて料理は覚えてもらいたいと考えています。特に、アスリートとして必要な食材や献立を、自分で選ぶ知識は絶対に必要だと思っています。
普段はなかなか時間もありませんが、休みの日には一緒に料理をしています。息子の得意料理は「焼きそば」。疲労回復には豚肉、ニンジンやピーマンに含まれるカロテンは油で調理すると吸収がいいよ、など、単なる知識としてではなく、実際に調理をしながら身につけていってもらえたらと思っています。
食事を変えて、結果が出た!
そして、増量に取り組んでから3カ月。現在は身長170センチ、体重55・8キロになりました。3カ月で身長が2センチ伸び、体重は3キロほど増えました。大会などで会う他クラブの保護者の方からも「カラダ大きくなったね!」と言われるようになり、泳ぎにも自信がついてきました。
この夏、11、12歳区分での勝負は中学生がライバルです。プロテインに頼らず、自分で食べることでここまで体を大きくできたことに自信を持ち、レースに挑んでもらいたいと思います。
最後に、我が家でよく作っているサラダチキンと豆乳シチューのレシピを紹介します。
<ささみで作る自家製サラダチキン>
◆材料
鶏ささみ…4~5本
塩麹、はちみつ…各大さじ1
◆作り方
❶ささみは筋を取り、耐熱のポリ袋に入れて塩麹とはちみつをすり込む。
❷袋の口をしっかり縛り、沸騰した湯の中に沈めて火を弱める。
❸5分ほど加熱したら火を止め、そのまま冷ます。
<豆乳シチュー>
◆材料
タマネギ、ニンジン、鶏肉、オリーブ油、薄力粉、豆乳、チキンブイヨン、みそ…各適量
ジャガイモ、ブロッコリーなど…各適量
◆作り方
❶厚手の鍋にオリーブ油を熱し、一口大に切ったタマネギ、ニンジン、塩、コショウで下味を付けた鶏肉など、好みの具材を炒める。
❷火が通ったら薄力粉を振り入れ、粉っぽさがなくなるまでしっかり炒める。
❸粉っぽさがなくなったら一度火を止め、豆乳とチキンブイヨンを加える。
❹再び弱火にかけ、具材に火が通るまで煮込む。味をみて、もの足りなければみそを少し入れるとコクが増す。
❺別ゆでしたジャガイモやブロッコリーなどを加えて完成。
【ママ特派員=岐阜県在住・高本幸子】