<ママ特派員・サポーターから>
7月に開講したセミナー「アスリートの食事・実践編 第1回」を受講したアスレシピサポーター、冨川礼美さんのレポートです。
無理やり食べさせていた
先日「アスリートの食事講座・実践編」の第1回を受講しました。
一番勉強になったのは、体組成の記録をつけることです。これまで、栄養についてはなんとなく考えていても、それがどのように形として表れているかがよくわからないまま、手探りで食事を作っていました。
息子は高校2年生で野球部に所属しています。部からは体重を増やすようにと話があり、とにかくご飯を食べさせなければと、苦しがっても無理やり食べさせていました。
1年たって体重は増えましたが、以前より動きが悪くなっているようでした。そんな姿を見ても、もっと体重を増やさないと打てるようにならないと思いつめ、さらに食べさせていました。
セミナーの中で体重と体脂肪の話を聞き、単に脂肪だけを増やしていたのかもしれないと気付きました。体重だけにとらわれず、子どもの体の変化もきちんと見た上で食事を考えないといけないと思いました。
思春期の息子と話し合うことも
帰宅後に息子と話したところ、自分で体組成の記録をつけていたこと、無理やり食べさせられて体が重く、動きにくくなっていたことなどを話してくれました。母親とはあまり野球のことを話したがらない思春期真っただ中の息子ですが、このセミナーをきっかけに、少し気持ちを伝え合うことができたように思います。
グループワークでは、私が思いつかないようなレシピや食べさせる工夫をたくさん知ることができました。毎日アスレシピを参考にしていても、つい子どもの好む食材やメニューを選びがちです。グループの方が「○○は効果があったよ」という話を聞いて、新たなレシピにも挑戦してみようと思いました。
講師の石村智子先生には、個別の質問にも丁寧に答えていただき感謝します。はじめはセミナーの話をしても拒絶反応だった息子ですが「管理栄養士の先生に教えていただいたよ」と言うと、納得して耳を傾けてくれました。
毎日続けていくことは大変ですが、他にも頑張っている仲間がいると思うと励みになり、今日も頑張ろうと思えます。また次回のセミナーでも、新たな気づきがあることを楽しみにしています。
【アスレシピサポーター=神奈川県在住・冨川礼美】
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