<ママ特派員・サポーターから>
日頃からビタミンやミネラルがしっかり摂れるよう、野菜を多く使っていますが、調理の際に出る皮やヘタなどのくず野菜も捨てずに活用し、スープストックを作っています。
野菜は袋などにまとめ、冷凍庫で保存しておきます。冷凍すると日持ちがよくなることもありますが、野菜の組織が壊れ、ポリフェノールやカテキン、カロテンなどの栄養素がスープに溶け出しやすくなります。
ある程度量がまとまったら、水とともに鍋に入れて30分以上煮出すだけ。私はいつも2~3リットルの水に、Mサイズの袋に2/3くらいの野菜を入れて作ります。
できたスープはジッパー付きの保存袋に小分けして冷凍保存し、煮物や汁ごと頂くようなメニューの時に使っています。野菜のコクと栄養素が加わり、一段上のおいしさになります。
ニンジンやトマト、パプリカ、ジャガイモ、カボチャなど、色が鮮やかで甘みが強い野菜はスープ向き。逆に、キャベツやカブの葉、ピーマンなどの緑色の野菜や、タマネギ、ニンニクの皮は少し苦みが出るようです。
私は種類にこだわらず使いますが、スープ向きの種類とそれ以外の野菜を7対3の割合でミックスすると、よりおいしいスープになると思います。
【ママ特派員=兵庫県在住・妻鹿直美】