<ママ特派員・サポーターから>

中学生の息子と小学生の妹。2人のクラブ活動が重なる日があり、送迎の時間がギリギリになってしまうため、兄は自分で補食を用意して食べています。

食パンに手作りのピザソースを塗り、チーズをかけて焼いたピザトースト
食パンに手作りのピザソースを塗り、チーズをかけて焼いたピザトースト

はじめは菓子パンやご飯に納豆など、ごく簡単なもので済ませていたのですが、栄養的にも偏りますし、飽きてしまって楽しく食べられていないことが気がかりでした。

そこで、自分で楽しんで作れるよう、補食用の作り置きをするようにしました。

肉みそ、キノコと野菜のピザソース、青菜や白菜のかつお節煮、黒糖あんこ、すりゴマきな粉、ゆで卵など、その時にできるものを3~5種類と、餅やパン、ご飯などを用意します。

(写真左上から時計回りに)キノコと野菜のピザソース、黒糖あんこ、すりゴマきな粉、青菜のかつお節煮、肉みそ
(写真左上から時計回りに)キノコと野菜のピザソース、黒糖あんこ、すりゴマきな粉、青菜のかつお節煮、肉みそ

そして餅をトースターで焼いて青菜の煮物を乗せたり、あんこやきな粉をまぶす食べ方、食パンで作るピザトースト、餅に肉みそとチーズを乗せてレンジ加熱する方法など、いろいろな食べ方を伝授しました。

焼いた餅に青菜のかつお節煮を乗せて
焼いた餅に青菜のかつお節煮を乗せて

器にクッキングペーパーを敷き、餅、肉みそ、チーズの順に重ねてレンジで加熱。加熱のしすぎに注意!
器にクッキングペーパーを敷き、餅、肉みそ、チーズの順に重ねてレンジで加熱。加熱のしすぎに注意!

すると最近では、納豆に煮物を加えてみたり、肉みそに卵黄を落として丼にしたりと、自分なりに工夫して作るようになりました。

今までは親が出したものを食べるだけでしたが、自分で食べることを楽しめるようになると、食べる量も増えますし、栄養のことも考えられるようになってくれるのではないかと、ひそかに期待しています。

【ママ特派員=岐阜県在住・伊藤るみ】