<ママ特派員・サポーターから>
中学生の息子と小学生の妹。2人のクラブ活動が重なる日があり、送迎の時間がギリギリになってしまうため、兄は自分で補食を用意して食べています。
はじめは菓子パンやご飯に納豆など、ごく簡単なもので済ませていたのですが、栄養的にも偏りますし、飽きてしまって楽しく食べられていないことが気がかりでした。
そこで、自分で楽しんで作れるよう、補食用の作り置きをするようにしました。
肉みそ、キノコと野菜のピザソース、青菜や白菜のかつお節煮、黒糖あんこ、すりゴマきな粉、ゆで卵など、その時にできるものを3~5種類と、餅やパン、ご飯などを用意します。
そして餅をトースターで焼いて青菜の煮物を乗せたり、あんこやきな粉をまぶす食べ方、食パンで作るピザトースト、餅に肉みそとチーズを乗せてレンジ加熱する方法など、いろいろな食べ方を伝授しました。
すると最近では、納豆に煮物を加えてみたり、肉みそに卵黄を落として丼にしたりと、自分なりに工夫して作るようになりました。
今までは親が出したものを食べるだけでしたが、自分で食べることを楽しめるようになると、食べる量も増えますし、栄養のことも考えられるようになってくれるのではないかと、ひそかに期待しています。
【ママ特派員=岐阜県在住・伊藤るみ】