<ママ特派員・サポーターから>
冬場に多く出回る菊芋は、ゴボウのような香りがあり、生で漬け物やサラダにするとシャキシャキとした食感が楽しめ、加熱調理するとホックリして甘みが増します。
菊芋には、天然のインシュリンといわれる「イヌリン」という水溶性食物繊維が豊富で、腸内環境を整え、中性脂肪やコレステロールの排出促進、糖の吸収を抑えて食後の急激な血糖値の上昇を防ぐなどの作用があるそうです。
今回はこの菊芋と、腸内の善玉菌を増やす手伝いをする塩麹、整腸作用があるβグルカンが豊富なマイタケを使った炊き込みご飯を紹介します。
塩麹がそれぞれの素材のうま味を引き出し、味も香りもよく仕上がります。腸内環境が整うと免疫力アップも期待できるので、体調を崩しやすい季節におすすめです。
<菊芋と塩麹の炊き込みご飯>
◆材料(3合分)
米…3合
水…500ml(無洗米の場合は550ml)
菊芋…正味120g(中3~4個程度)
鶏もも肉…正味150g
ニンジン…正味30g
マイタケ…正味30g
油揚げ…1/2枚
塩麹…大さじ2と1/2
酒…大さじ1
◆作り方
❶米は研いでざるに上げておく。
❷菊芋は皮をむき(金だわしでこするか、スプーンのエッジで削るようにするとむきやすい)、一口サイズに切る。
❸鶏もも肉、ニンジン、マイタケ、油揚げ(油抜きした方がよい)は、食べやすい大きさに切る。
❹炊飯釜に、①の米と水、塩麹、酒を入れて軽く混ぜる。②と③の具材をのせ、普通もしくは炊き込みご飯モードで炊く。
❺炊きあがったら、下から混ぜ合わせてできあがり。
【ママ特派員=東京都在住・青木裕美子】