<ママ特派員・サポーターから>
梅雨時から夏場にかけて気温が上昇すると、体力の消耗や熱中症、脱水症状など心配な症状が起こりやすくなってきます。とくに暑さに体が慣れていない時期は注意が必要です。
我が家ではその時期、甘麹を活用して対策しています。発酵食品である甘麹は、甘酒を凝縮したようなもので、水や湯で割ると甘酒になります。そのまま砂糖の代わりに料理に使うこともできるので、私は手作りしています。
甘麹がなければ、市販の甘酒で代用できます。甘麹も甘酒も、含まれるブドウ糖が麹菌によって既に分解されているため、効率よく体内にエネルギーを補給できる利点があります。また、麹菌に含まれる酵素は抗酸化作用があるため、ハードなトレーニングで発生しやすい活性酸素を抑制してくれるなど、アスリートにはよい効果が多くあります。
フルーツやヨーグルトと合わせてミキサーにかけ、甘酒スムージーにすれば子どもでも飲みやすく、バテない体作りとエネルギー補給、疲労回復に効果が期待できます。
<甘麹のスムージー>
◆基本の分量と作り方(100ml2杯分)
甘麹大さじ3、水1カップ、好みのフルーツ適量をミキサーにかける。
※甘酒を使う場合は、150mlを好みのフルーツ適量とともにミキサーにかけてください。
※我が家では、イチゴ、冷凍パイナップル、冷凍ベリーミックス、冷凍ミカンなどをよく使います。
※甘酒が苦手な人は、ヨーグルトを加えると飲みやすくなります。
【ママ特派員=福岡県在住・小林嘉美】