<ママ特派員・サポーターから>
コロナ禍で外食を控えて、自宅でおいしいものをいただく機会が増えているかと思います。
私の実家では、ウニを扱う仕事をしているので、ウニにまつわる豆知識やおいしい食べ方を紹介します。
クリスマスや年末年始には、ちょっと贅沢にウニをメニューに加えてみてはいかがでしょうか?
ウニとは?
海でとれる、黒いトゲトゲの中に入った黄色のもの…程度は皆さんご存じかと思います。
あの鮮やかな黄色の物体は、ウニの精巣卵巣部になります。主に、ムラサキウニ、エゾバフンウニ、バフンウニ、アカウニなどが食用として流通しています。
どこでとれる?
現在流通しているものは、9割以上が輸入品です。国産の無添加のものは非常に高価です。
輸入品は、生でもミョウバンを使用したもの、解凍品がほとんどになります。冷凍すると風味が損なわれますので、ミョウバン使用の生ウニの方が値段が高くなります。
見映えは必要?
SNSなどでキレイに並べられたウニの画像をよく目にしますが、キレイに並べるには手間暇がかかります。その分、出荷までに時間がかかるので、キレイに並べる手間を省いて無造作に詰められていても、その分鮮度がよい(=味もよい)ということになります。
漢字で「雲丹」と書いてあったら…
瓶詰めなどに加工されたものは、漢字の「雲丹」で表記するようです。生ウニが欲しかったのに加工品だった、とならないように、購入する際のヒントにしてください。
ウニの栄養
エネルギーは100gあたり120キロカロリー。ビタミンE、葉酸が豊富です。滋養強壮、疲労回復、貧血の改善に良さそうです。
プリン体が多いので、尿酸値が高めの方は食べ過ぎに注意が必要です。
おいしい食べ方
我が家でよく作るウニ料理を紹介します。
<手巻き寿司>
<ウニクリームパスタ>
カルボナーラの要領でソースを作り、最後に卵黄の代わりにウニを15g程度(1人前)加えます。
<ウニそば>
ゆでたそばにウニをちょい乗せします。
このほか、焼肉店では焼いた肉にウニを乗せた「うにく」、ホウレン草と一緒にいただく「ウニホーレン」などがあります。
【ママ特派員=千葉県在住・堀理世】