<ママ特派員・サポーターから>

ビーフンはお米から作られた麺で、アジアの国々ではさまざまな食べ方をしますが、日本では焼きビーフンや汁ビーフンなどにして食べることが多いですね。

ビーフンには小麦粉由来のグルテンが含まれていないので、グルテンフリー食品としても最近注目されています。糖質が100gあたり約80gと、パスタなどに比べると高いのですが、日本で一般的に手に入るビーフンはGI値※が52と低く、糖が緩やかに吸収されるため、腹持ちが良く、野菜や肉と組み合わせると、ランニングや筋トレなどのトレーニング前後の食事として適しています。

私は焼きビーフンが大好きなので、我が家の食卓には月に2、3回登場します。

手軽に作れる味付け済みのものも市販されているので、時間がない時でもあり合わせの具材でワンプレートランチになりますし、鶏むね肉など脂肪分の少ないお肉を使えば、冷めてもおいしく食べられるので、お弁当にもおすすめです。

※GI値とは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す指標。摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったもの。オーストラリアのシドニー大学ではグルコースを基準とした場合、GIが70以上の食品を高GI食品 56~69の間の食品を中GI食品 55以下の食品を低GI食品と定義している。

具だくさん焼きビーフン

材料(2人分)
ビーフン…100g
鶏むね肉…80g
むきエビ…70g
ニンジン…1/3本(50g)
生シイタケ…2個(30g)
ピーマン…1個(35g)
白菜…150g
ニラ…1/3束
酒…大さじ1(15ml)
鶏がらスープの素…小さじ1(3g)
オイスターソース…小さじ1(7g)
濃口しょうゆ…小さじ1(15ml?)
塩、コショウ…各少々
油…大さじ1

作り方
❶鶏むね肉、ニンジン、生シイタケ、ピーマン、白菜を細切りに、ニラは3cmに切っておく。
❷鍋に湯を沸かし、沸騰したらビーフンを入れて4分ゆで、水にさらしてザルに取り、よく水けをきる。
❸フライパンを熱し、油、②を入れてよくからませてから広げて弱火で焼く。パチパチ音がしたら裏返して1分焼き、一度お皿に取り出す。
❹③のフライパンに鶏肉を入れ、塩、コショウをして中火で炒める。
❺④にニンジン、白菜、ピーマン、生シイタケを加えて炒め、しんなりとしたら③とニラを入れ、混ぜ合わせる。
❻酒、鶏がらスープの素、オイスターソース、濃口しょうゆ、塩、コショウを入れ、全体に絡むように炒める。

※食べるときに穀物酢をひと回しかけると、さっぱりとしてまた違ったおいしさに。

【ママ特派員=兵庫県在住・竹内しのぶ】