<ママ特派員・サポーターから>
3月に入って三寒四温をくり返し、日中は暖かい日も増えてきました。春が近づいているのを感じますね。
暖かさを感じる一方で、花粉症の方にはツライ症状に悩まされる季節でもあります。最近は小中学生でも花粉症の子どもが増えてきています。
花粉症は免疫が誤作動し、鼻水や鼻詰まりなどカラダが炎症を起こしたような状態に例えられます。この誤作動を正常に戻すためには、免疫細胞の6~7割が存在している腸内環境を整えることが大切です。
そのためには私たちのお腹にいる善玉菌のエサを食べてその数を増やしてあげること。そこで食物繊維が多く、皮の部分に抗アレルギー作用があるタンニンが含まれているレンコン、免疫系を活性化させるフルクタンという成分を含んでいるネギの青い部分を使った餃子のレシピを紹介します。
レンコンとネギの餃子
◆材料(20個分)
豚ひき肉…150g
レンコン…1節(約200g)
ネギの青い部分…3本分
塩…小さじ1/4
ショウガ…1片分(約10g)
餃子の皮…大判20枚
A
塩…小さじ1/4
しょうゆ…小さじ1
ゴマ油…小さじ1
◆作り方
❶粗みじんに切ったネギの青い部分と塩を丈夫な保存袋にいれてもむ。
❷粗く切ったレンコンを①の袋に入れ、麺棒で叩いて細かくする。
❸②へ豚ひき肉、Aとすりおろしたショウガを入れ、保存袋内でよく混ぜる。
❹餃子の皮にタネを包む。
❺フライパンにゴマ油(分量外)を引き、餃子を並べ、水を100ml入れてふたをして中火にかける。沸騰してから4~5分蒸し焼きにする。
❻ふたを取って水分を飛ばし、焦げ目がついたら器に盛る。
レンコンは皮をむかず、水にさらさず、そのまま使ってください。レンコンに含まれるでんぷんとネギのヌルヌルした白い部分が肉ダネをしっとりさせてくれます。
麺棒で叩いたレンコンはさまざまな大きさなので、食感の違いが楽しめるのと同時に、自然と噛む回数が増えます。噛む回数が増えると唾液の分泌量も増え、消化力・吸収力も高まることから免疫力アップにつながります。おいしく食べて、花粉症対策。ぜひお試しください。
【ママ特派員=神奈川県在住・秋山嘉代】