<ママ特派員・サポーターから>

今月からアスレシピサポーターに加わった、現役アスリートであり、アスリートフードマイスター1級の資格を持つ松山雛子さんのレポートです。

学生アスリートを食品の仕送りでサポート

もうすぐゴールデンウイークが始まりますね。新しい環境にも慣れてきたこの時期に多くなるのが体調不良やケガ。この春から1人暮らしや寮生活を始めたお子さんを持つ保護者の皆さんは、「ちゃんと食べているかな?」「栄養バランスは大丈夫かしら?」と不安に感じているかもしれません。

毎日ハードな練習に励む学生アスリートたちは時間もお金もなく、食事にしっかり向き合うことが難しい現状があります。そんなアスリートを支える手段の1つが食品の仕送りです。食生活を見直すきっかけ作りや、ケガなく最高のパフォーマンスを発揮できる体作りのサポートにつながります。

そこで、調理不要で食べられたり、料理に加えるだけで簡単に栄養価がアップできる、常温保存OKのおすすめ食品を紹介します。

魚系缶詰…サバ、サケ、イワシ、アサリ水煮、ツナ(減量中はノンオイルタイプ)など
=不足しがちなオメガ3、カルシウム、タンパク質補給に。

乾物…すりゴマ、塩昆布、ノリ、小魚、桜エビ、鉄強化ふりかけ、とろろ昆布、雑穀米、乾燥パセリ、ナッツ(食塩、油不使用)、あたりめ、干しイモ、ドライフルーツなど
=ミネラルアップに。補食への活用も◎。

1品で5大栄養素がそろうおすすめレシピ

上記の食品を使った、料理が苦手な人にも作りやすい炊き込みご飯を紹介します。

ご飯を炊く際に、サケ缶と塩昆布、ミニトマト、キノコ類(マイタケやブナシメジなら包丁いらず)を加えるだけ。お米1合にサケ缶1缶が目安で、野菜やキノコは好みの量でOKです。サケは缶汁ごと入れるので、水加減はやや少なめにするのがポイントです。仕上げに乾燥パセリを散らすとおしゃれに見えますよ。

炊飯器1つで5大栄養素のそろった栄養価の高いご飯に仕上がります。今が旬のアスパラガスを加えると、色合いが良くなるだけでなく、栄養価もさらにアップします。ぜひお試しください。

【アスレシピサポーター=東京都在住・松山雛子】