<ママ特派員・サポーターから>
皆さん、タケノコはお好きですか? 野菜が苦手でも、タケノコは食べられるというお子さんもいるのではないでしょうか。
タケノコは、食物繊維、カリウム、チロシン(アミノ酸の一種)など、意識しないと摂りにくい栄養素が豊富な食材です。中でもチロシンは、「集中力アップ」や「疲労回復効果を高める」のに役立つと言われています。
お弁当に入れるのも良いですし、日々の食事に積極的に取り入れてはいかがでしょうか。
春先だけではなく、5月下旬~7月の梅雨の時期には「真竹(まだけ)」という細くてやわらかいタケノコがとれます。春にとれる「孟宗竹」の穂先がたくさん食べられる感じで、とてもおいしいです。
真竹はアクが少ないので、ぬかを入れずに下ゆでしても、下ゆでなしでそのまま使ってもおいしくいただけます。やわらかさを生かした、さっと作れる煮物を紹介します。
真竹と鶏肉の煮物
◆材料(2~3人分)
真竹(水のみで10分下ゆでしたもの) …適量
鶏もも肉…2枚
ワカメ(好みで)…適量
ゴマ油…大さじ1
砂糖…大さじ1
酒…大さじ3
みりん…大さじ2
顆粒だし…小さじ1
しょうゆ…大さじ2
水…200ml
◆作り方
❶鍋にゴマ油を熱し、一口大に切った鶏もも肉を皮目から焼いて炒め、肉に火が通ってきたら、余分な油を拭き取る。
❷一口大に切った真竹とワカメを入れ、水、顆粒だしを加える。
❸沸騰してきたら酒、砂糖、みりんを入れて軽く混ぜ、2~3分煮込んでからしょうゆを加える。
❹全体に混ぜ合わせて少し置き、味をなじませる。
タケノコは、水煮なら1年中手に入れることができます。常備しておくのもおすすめです。
【ママ特派員=神奈川県在住・長見恵】