<ママ特派員・サポーターから>

夏になると冷たい麺でさっぱりとした食事となることが増えますね。

そんな時、市販のめんつゆは便利ですが、添加物が気になります。かつおと昆布でだしを取るのは面倒でも、だしパックを使えばめんつゆが簡単に手作りできます。調味料の配合を割合で覚えておくと、毎回間違いなく味が決まります。

基本のめんつゆ

だし4:しょうゆ1:みりん1の割合で作ります。

だしパックは、できるだけシンプルな原料で塩分の入っていないものを選んでいます
だしパックは、できるだけシンプルな原料で塩分の入っていないものを選んでいます

材料と作り方
❶だしパックに表示されている分量を目安にだしを取る。
※私が使っているだしパックは500mlに1パックが規定量なので、煮出す間に少し煮詰まってだいたい400ml程度になるよう、500mlよりやや少なめの水で濃いめにとっています。

❷①にしょうゆ100ml、みりん100mlを加え、ひと煮立ちさせたら火を止めて冷ます。
※我が家のしょうゆは天然醸造で少し濃いめなので、大さじ1ほど少なくしています。

❸冷めたら冷蔵庫で保存する。3~4日で使い切る。
※一度分量通りに作り、味をみて好みや普段お使いの調味料の味に合わせて調整してください。

自家製めんつゆで作る揚げ出し野菜

写真はカボチャ、ナス、パプリカ、オクラですが、レンコンやヤマイモ、ゴボウなどもおすすめです
写真はカボチャ、ナス、パプリカ、オクラですが、レンコンやヤマイモ、ゴボウなどもおすすめです

暑いからといって冷たい野菜サラダばかりではなく、こんな1品もいかがでしょうか。

夏野菜は油と相性の良いものが多く、揚げるとコクが増しておかずのひと品として重宝します。大鉢に作ってもすぐになくなる人気メニューです。

作り方
好みの野菜を食べやすく切って素揚げにし、油を切ったら熱いうちにどんどんつゆに漬けていく(冷めていく過程で味がしみます)。

麺のお弁当のつけづゆにアレンジ

揚げ出し野菜は、夏のお弁当にもアレンジできます。野菜類を小さめに切り、つゆごと冷やしてスープポットに入れ、弁当箱にはゆでたそうめんやうどんを入れていけば、炎天下の練習後でも口当たり良く食べることができます。

そうめん弁当。スープポットには、揚げ出し野菜をアレンジしたつけづゆを冷やして入れます
そうめん弁当。スープポットには、揚げ出し野菜をアレンジしたつけづゆを冷やして入れます

写真はかき揚げを添えていますが、薄く塩味をつけ片栗粉をまぶして揚げた鶏肉や豚肉を添えれば、タンパク質もしっかり摂れます。汗で流れ出た塩分やミネラルが補給でき、熱中症や足つり予防にもピッタリですよ。

【ママ特派員=兵庫県在住・高木夕佳子】