<ママ特派員・サポーターから>
煮干しは、頭と腹わたをとって煮出すとえぐみも少なくスッキリとした味わいのだしが取れますが、我が家では子どもたちが小さい頃から食に興味を持ってもらえるよう、丸ごとみそ汁に入れて食べていました。
しかし、だしが出ておいしい反面、頭の部分はいつまでも口の中に残ったり、時には喉に引っかかるというデメリットも。そこで、煮干しを新しく買ったときに頭を全て取り、フードプロセッサーで細かく砕き、ゴマや粉末のかつお節などと合わせて「だしふりかけ」にしてみたところ、これが家族から大変好評でした。
だし袋に入れて煮出せば、本来のだしとしての役割も果たす優れものです。
煮干しの頭で作るだしふりかけ
◆材料
煮干しの頭…煮干し1袋(約170g)分
削り節…1~2袋(好みで調整ください)
青ノリ(あれば)…大さじ2程度
アミエビ(あれば)…大さじ2程度
白ゴマ、黒ゴマ…各適量
塩…小さじ1/2程度
※他にも塩昆布やちりめんじゃこなど、ご家庭にある乾物類を好みで足してください。
◆作り方
❶材料を全てフードプロセッサーに入れ、粉砕する(かなり細かくしたほうが食べやすいです)。
❷①をフライパンに入れ、香ばしく炒る。
❸ある程度炒ったら火を止め、冷めてから密閉容器に入れて保存する。
※日持ちは、密閉容器で冷蔵保管して3週間程度です。
<おすすめの食べ方>
(1)ご飯にかける
(2)だし袋に入れてだしを取る
煮干しには成長期の骨を作るうえで欠かせないカルシウム、マグネシウム、ビタミンDが豊富に含まれています。またアスリートには欠かせない鉄や、タンパク質の働きをサポートする亜鉛も多く含まれています。
水分が少ないので、補食のおにぎりの具にもおすすめです。
【ママ特派員=大阪府在住・石井ゆかり】