<ママ特派員・サポーターから>
秋から冬にかけては、根菜類がおいしい季節です。季節感のある食材を使うと、それだけでとても豊かな食卓になります。
根菜類には食物繊維が豊富です。よく噛むことで満腹感を得られるので、食欲の秋にもぴったり。体脂肪を落とすのに有効で、腸の調子を整えてくれることから、便秘や下痢の改善にも欠かせません。
今回は和食の定番おかず、根菜のきんぴらを紹介します。野菜は千切りにすることが多いと思いますが、私はより食べ応えが出る切り方で作っています。ゴボウは皮の周りに香りやうみ味がたっぷり含まれていますので、包丁の背でこそぎ落とす程度にして、ぜひ香りも楽しんでください。
根菜のきんぴら
◆材料(作りやすい分量)
ゴボウ…1本
レンコン…1節
ニンジン…1/2本
ゴマ油…大さじ1
白炒りゴマ…適量
<調味料>
しょうゆ…大さじ2と1/4
砂糖…大さじ1と1/2
酒…大さじ3
みりん…大さじ3
顆粒和風だしの素…小さじ1
◆作り方
❶ゴボウは斜め切り、レンコンはいちょう切り、ニンジンは半月切りにする。
❷鍋にゴマ油を熱し、①をしんなりするまで炒める。
❸調味料を加え、照りが出るまで汁けを飛ばしながら炒める。
❹器に盛り、白ゴマを振る。
作り置きもできるので、たくさん作っておくと、小鉢が足りない時などにも役立ちます。細かく切って温かいご飯に混ぜておにぎりにしたり、鶏肉のミンチと木綿豆腐と混ぜてつくねにしたりと、アレンジもできます。
自家製だししょうゆでワンランク上の味
私は和食を作る際、かつお節を漬け込んだ自家製のだししょうゆを使っています。厚削りのかつお節約20gと、そのかつお節がつかるくらいのしょうゆ(約150ml)を瓶に入れ、風味がなくなるまで継ぎ足しながら使います。和食がぐっとおいしくなりますので、こちらもせひお試しください。
【ママ特派員=千葉県在住・飯塚麻美】