<ママ特派員・サポーターから>

寒くなり、新型コロナだけでなく、季節性のインフルエンザなどにも気を付けなくてはいけないシーズンになってきました。

免疫力を高めるために、抗酸化作用の高いカロテンを多く含む、色の濃い緑黄色野菜を意識して食べていきたいですね。今の時期においしい白ネギや大根は、白い部分は淡色野菜ですが、葉っぱや緑の部分は緑黄色野菜に分類されます。カロテンやビタミン類が白いところよりも多く含まれるので、捨てずにおいしく食べられる炒め物を紹介します。

食べ応えを出すために豚肉を合わせました。手軽に作りたい場合はひき肉、ジューシーに仕上げたいならバラ肉、脂質を減らしたいならもも肉を使うのがおすすめです。

ポイントはたっぷりのショウガ。ショウガには血行を良くする成分があるので、寒い冬にぴったりですし、消化を助ける効果も期待できるので、ごちそうを食べる機会が増える年末年始にはありがたい食材です。私はこれでもか! というくらいたくさん入れるのが好きですが、お子さまが食べるときなどには量を調節してください。

おかずとして食べるだけでなく、ご飯と炒めてチャーハンにしたり、だしを加えて片栗粉でとろみをつけた煮物や、麺類にかけるなど、アレンジして使いやすい1品です。葉っぱつきの大根やカブを見つけたら、ぜひ買って作ってみてください。

大根葉と豚肉の炒め物

たっぷりショウガの大根葉と豚肉の炒め物

材料(作りやすい分量)
大根葉…1本分
豚肉(ひき肉、バラ肉、もも肉など)…大根葉の半量
酒、みりん、しょうゆ…各大さじ2
ショウガ…2片~
ゴマ油…大さじ1~2
塩、すりゴマ(好みで)…各適量

作り方
❶大根の葉はよく洗ってしっかり水けをきり、細かく刻む。
❷ショウガはみじん切り、豚肉も、ひき肉以外はみじん切りにする。
❸フライパンにゴマ油を引いて中火にかけ、ショウガと豚肉を炒める。
❹豚肉の色が変わってきたら、調味料をすべて入れ、汁けがなくなるまで炒める。
❺塩で味を調えて器に盛り、好みですりゴマを適量振る。

【アスレシピ特派員=三重県在住・恩田美和】