<ママ特派員・サポーターから>
1月24~25日に、栃木県日光市で「いちご一会とちぎ国体冬季大会2022」が開催されました。私はショートトラックスピードスケート競技に選手として出場し、500mと1000mで3位に入賞しました。
アスリートは大会や合宿などで、国内外を問わず遠征する機会が多いものです。現地で郷土料理を味わうことは楽しみの1つでもありますが、一方で大会前には生ものや食べ慣れないものなどを避けておく必要があり、現地では食べることができなかった経験もあるのではないでしょうか。
遠征後に、訪れた地域の郷土料理に挑戦してみることもおすすめです。
今回は栃木県の郷土料理をアレンジした「しもつかれ風炊き込みご飯」を紹介します。しもつかれとはサケの頭や炒り大豆、根菜などを酒粕で煮込んだ料理。独特の風味や見た目から、好みが非常に分かれます。
今回はサケ缶を使用し、酒粕とともにご飯に炊き込むため、特有の香りがやわらいで食べやすく、手軽に作ることができます。
主食ですが、5大栄養素のそろった栄養価の高い1品です。時間がたつとより味がしみ込み、お弁当や補食用としてもおいしくいただけます。節分で余ってしまった福豆の救済にも役立つレシピです。
しもつかれ風炊き込みご飯
◆材料(2人分)
米…1合
しょうゆ、みりん…各大さじ1
酒粕…15g
炒り大豆(福豆)…15g
切り干し大根…15g
ニンジン…30g
サケ缶…80~100g
油揚げ…1/2枚
◆作り方
❶米は洗い、30分程度浸水する(後から具材を加えるため、水の量は1合の目盛りより少なめにする)。
❷切り干し大根、ニンジン、油揚げを好みの大きさに切る。
❸①にしょうゆ、みりんを加え、上澄みを軽く混ぜ、小さくちぎった酒粕を入れる。
❹③に炒り大豆、サケ缶、②の具材を全体にちりばめるように入れ、1合の目盛りまで水を加えて炊く。
【アスレシピサポーター=東京都在住・松山雛子】