我が家の春巻きは、具だくさんでボリューム満点。子どもたちが幼い頃から、よくリクエストされるメニューのひとつです。1本まるまるを大きな口でほおばり、幸せそうな顔を見せてくれると嬉しくなります。

胃もたれしないよう野菜と春雨をたくさん入れ、干しシイタケの戻し汁であっさりと仕上げています。あればエビやキクラゲ、冷凍シジミなどを入れるとだしが出て、味に深みが増すだけでなく、亜鉛や鉄もとれて栄養価がアップします。

思い立った時に作れるよう、干しシイタケと春雨は常備、野菜類は冷凍でストックしています。豚こま肉と春巻きの皮があれば、すぐに作れるメインメニューです。

胃もたれしないあっさり春巻き

胃もたれしないあっさり春巻き

材料(3~4人分)
春巻きの皮…10枚
春雨…40g程度(ポ―ションタイプなら5個)
豚こま肉…150~200g
ニラ…1束
干しシイタケ…大4枚分
モヤシ…1/2袋
ニンジン…1/2本程度
キクラゲ(あれば)…2個程度
むきエビ(あれば)…小10尾程度
冷凍シジミ(あれば)…10粒程度
片栗粉…大さじ3程度
ゴマ油…大さじ1程度
鶏がらスープの素(または中華スープの素)…大さじ2程度
オイスターソース…大さじ1程度
油…適量

材料

下準備
❶干しシイタケは水から戻し、薄切りにする。戻し汁も使うので取り置く。
❷エビは洗っておく。

作り方
❶湯を沸かし、春雨を湯がいてザルに上げる。
❷野菜類はそれぞれ食べやすく切る(我が家では冷凍ストックしておいた野菜を使用)。豚こま肉も刻む。
❸フライパンに油大さじ1を引き、肉、野菜の順に炒める。
❹油が回ったら水けをきった春雨と干しシイタケの戻し汁を入れる。
❺鶏がらスープの素、オイスターソースを加え、最後にゴマ油を入れて香りづけをする。

ゴマ油を入れると風味がよくなります
ゴマ油を入れると風味がよくなります

❻片栗粉を倍量の水で溶いて加え、水分がなくなるようよく混ぜる。しばらく粗熱を取る。

水溶き片栗粉は、春巻きの皮を留める用に少し残してください
水溶き片栗粉は、春巻きの皮を留める用に少し残してください

❼⑥の粗熱が取れたら春巻きの皮で包み、巻き終わりを水溶き片栗粉で留める。

具を10等分して皮に乗せる
具を10等分して皮に乗せる

手前を具にかぶせ、両端を折り込んでくるくると巻く。巻き終わりは水溶き片栗粉で留める
手前を具にかぶせ、両端を折り込んでくるくると巻く。巻き終わりは水溶き片栗粉で留める

❽フライパンに浅く油を入れて熱し、⑧を色よく揚げる。

入れる目安は160℃くらい。もしくは粉を入れて浮いてきたら
入れる目安は160℃くらい。もしくは粉を入れて浮いてきたら

こんがり揚がりました
こんがり揚がりました

【アスレシピ特派員=大阪府在住・石井ゆかり】