こんにちは。持続可能なパパっとおいしいを追求している、卓球中高生の母です。

心も体も健康に、大きく成長して競技で最大のパフォーマンスを発揮するためには、食事はとても大事。バランスよく何でも食べるのが理想ですよね。

でも残念なことに、うちの息子たちは苦手なものが多いです。そのうえ幼い頃から小食だったので、食に興味が持てるように、少しでもお腹に入るようにと格闘してきました。

せめてご飯だけでもと、海苔を好きなキャラクターの形にハサミで切り抜いて乗せる日々、職人母の誕生です。先人の知恵「野菜を細かく刻んで混ぜ込む作戦」は毎回あっさり見破られ、撃沈していました。

まずはおいしく、いつか食べられるものが増えればラッキー! くらいに考えて、食卓にはできるだけバランスよくおかずを並べ、箸が伸びるチャンスを待つようにしてきました。

大きくなるにつれて量は食べるようになりましたが、いまだに野菜は苦手で偏食です。もう仕方がないので、目的は「健康と成長」だと切り替えて、思いつく限りの工夫をしています。

工夫その1 お米に発芽玄米を混ぜる

ご飯はたくさん食べるので、その栄養価を上げるために発芽玄米を混ぜています。玄米が多いと嫌がるので、ギリギリの加減を見ながら白米と合わせます。

工夫その2 野菜は「ピューレ状」に

以前紹介したカレーに入れる「タマネギ氷」や、ニンジンの乱切りをコンソメで煮てミキサーでピューレにしたものなど、色々使っています。

工夫その3 イベントに賭ける

場所が変わると気分も変わりますよね。小さい頃は、普段の昼食でもベランダにピクニックシートを広げ、(花があろうとなかろうと)「お花見ごはんにしよう」とおにぎりを食べたりしました。バーベキューをしたり、友達の家へのお呼ばれもチャンス! つられて食べてみたら案外おいしかったという発見もあります。

工夫その4 おいしいものは食べる

工夫とも言えませんが、旬のおいしい食材をうまく調理できたものは、やっぱり箸が進みますよね。もう日々精進しかありません!

苦手代表「ピーマン」を克服したレシピ

今回は、ピーマン克服に成功したおすすめの1品を紹介します。

<ピーマンピザ>

ピーマンピザ

材料
ピーマン
ウインナー、ベーコン、ツナなど
ケチャップ
マヨネーズ
ピザ用チーズ…すべて適量

作り方
ピーマンは縦半分に切って種を取り、内側を上にしてホイルに並べ、ウインナーなどを乗せ、ケチャップ、マヨネーズ、チーズをお好みの量トッピングしてオーブントースターで15分程度、しんなりこんがり焼く。

ピーマンが苦手な人には、良く焼いた方が食べやすい
ピーマンが苦手な人には、良く焼いた方が食べやすい

とても簡単にできて、ピーマンをたくさん食べられます。ピーマンが苦手な人には、良く焼いた方が食べやすいです。

以前紹介した「ボリューム生春巻き」は、つい最近シイタケ攻略に役立ちました。いつひょんなことから苦手を克服できるかもしれません。気長にあきらめずに寄り添っていきたいと思います。

【アスレシピ特派員=神奈川県在住・近藤純子】