You are what you eat.(あなたはあなたの食べたものでできている)という言葉があるように、体は食べたものできています。
現代は栽培技術や輸送技術も進み、季節を問わず全国の食材を食べることができますが、それでも土地が変われば旬の時期やよく食べられているもの、調理法など、いわゆる「食文化」が違いますよね。
そこで「I LOVE 地元メシ」と題して、私が住む新潟ならではの食材や食文化を紹介していきたいと思います。
おそらく新潟の食のイメージとして最初に挙げられるのは「米」ではないでしょうか。現に、農林水産省の「令和4年産水陸稲の収穫量」を見ると、全国1位の収穫量を誇ります。
そのまま炊いたご飯はもちろん、「おにぎり」にしてもよく食べられていて、県内にはおにぎり専門店もたくさんあるんですよ。
私の周りの友人たちに「どんなおにぎりの具が好き?」と聞いてみると、多かった答えが「サケ」「筋子」「たらこ」でした。サケも新潟ではたくさん取れ、一番食べられている魚です。
サケや筋子には、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。骨を丈夫にしたい時には、サケや筋子のおにぎりはとても優秀だと言えますね。
ちなみに、私が一番好きな具は「サケワカメ」。おすすめは白米を玄米に代えることです。玄米やワカメに含まれるマグネシウムで、さらなる骨強化が期待できます。
玄米のサケワカメおにぎり
◆材料(2個分)
炊いた玄米…200g
サケフレーク…適量
ワカメふりかけ…適量
ゴマ…適量
ノリ…適量
◆作り方
❶炊いた玄米に具材を混ぜる。
❷握ってノリを巻く。
【アスレシピ特派員=新潟県在住・奥谷佳子】
参考:農林水産省「令和4年産水陸稲の収穫量」