菌床栽培のおかげで1年中食べられるシイタケですが、露地栽培の原木シイタケは春と秋に多く収穫されるそうです。
今回はシイタケのうま味が存分に味わえる「シイタケのきんぴら」を紹介します。シイタケにはアスリートが意識してとりたいビタミンB1(糖質をエネルギーに換える手助けをし、疲労回復につながる栄養素)や、ビタミンD(カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にする栄養素)が含まれています。
シイタケのビタミンDは、調理前にひだを上にして30分ほどお日様に当てると増やせます。また、油と一緒にとることで吸収率が上がります。
シンプルな味付けなので、ゴマ油としょうゆに少しこだわると、とてもおいしくなります。ゴマ油は色の濃いものを選ぶと香りが強く、風味良く仕上がりますよ。常備菜にして、毎食少しずつご飯にのせて食べてみてください。
地味うま!シイタケのきんぴら
◆材料(作りやすい分量)
シイタケ…200g(2パックくらい)
ゴマ油…大さじ1
しょうゆ…大さじ1
すりゴマ…大さじ1
◆作り方
❶シイタケは水洗いせず、気になる汚れがある時は濡らしたふきんで拭く。
❷かさから軸を外し、固い石づきの部分を切り取る。
❸かさは5mmほどの細切り、軸は手で割く。
❹フライパンにゴマ油を入れ、弱~中火にかける。
❺油が温まりだしたらシイタケを入れ、さっと混ぜてふたをする。
❻シイタケに火が通り、汗をかいたようになってきたらしょうゆを回しかけ、ゴマを振る。
【アスレシピ特派員=福岡県在住・松尾光恵】