暦の上では春になり、少しずつ春の気配を感じとれるこの頃。とはいえ、鍋やおでんなどはもう少し温かくなるまで食べたいですね。
さて、おでんをした後の汁は皆さんどうしていますか? 捨てるのはもったいない気もしますし、排水溝や環境の汚染を考えると悩むかたが多いのではないでしょうか。
我が家では、おでんが出来上がったら煮汁を先に取り分け、冷凍保存して次のおでんの時に使っています。
また、おでんの汁は子どもたちが大好きな「おからの煮物」にも大活躍。具材とおからを炒めたところにおでんの汁を加えて煮れば、他の調味料はほとんど加えずに味が決まります。
今回はおでんの残り具材も使い、新しく追加するのはゴボウとネギだけにしました。お好みに合わせて作ってみてくださいね。
おでんの汁で「簡単おからの煮物」
◆材料
おから…適量
好みの具材(今回はゴボウとネギ)…各適量
おでんの汁…適量
おでんの具材(今回はコンニャク、練り物、ニンジン、昆布、鶏肉)…各適量
ゴマ油…少々
◆作り方
❶具材はそれぞれ好みのサイズに切る。
❷鍋にゴマ油を熱し、ゴボウをサッと炒め、おからも加えて炒める。
❸おからがパラパラになったら、おでんの汁をひたひたまで加える。足りない時は水を足す。
❹ゴボウが好みのかたさになるまで煮て、味が薄ければ砂糖、みりん、しょうゆなどで味を調える。
❺おでんの具材を加えてサッと煮、最後にネギを混ぜる。
【アスレシピ特派員=福岡県在住・松尾光恵】