アスレシピの認定アンバサダーがチームを組んで、アスレシピに掲載のレシピを組み合わせてジュニアアスリートの1日3食+補食の献立を考えました。食事を作る母親の食事のポイントも一緒に考えています。毎日の食事作りの参考にしてください。
栄養バランスは「まごわやさしいこ」で
<対象となる選手>
・中学2年
・野球部所属
・身長167cm、体重54kg
・目的=増量したい
<献立のポイント>
野球部と言えば「白米をたくさん」が思い浮かぶので、1日に1800gのご飯を無理なくとれるよう、食事ごとに分量を設定し、おかずを組み合わせました。毎食栄養価計算をしなくてもバランスがとれるよう、以下の「まごわやさしいこ」の食材が入っているかを確認し、忙しいお母さんでも作りやすいメニュをそろえました。お母さんは運動量に合わせて、子どもと同じメニューを少しずつ“つまむ”イメージで食べると良いと思います。(考案者=伊藤愛さん、川村聖子さん、妻鹿直美さん)
ま=まめ
ご=ゴマ
わ=ワカメ(海藻)
や=野菜
さ=魚
し=シイタケ(キノコ)
い=イモ
こ=米
※栄養価は概算
■朝食(1298kcal)
・カツオのショウガ煮
・おなかを整える豚汁
・白米(400g)
・味付けノリ
・果物(イチゴ、バナナ)
・牛乳
「カツオのショウガ煮」と味付けノリをお供に、朝からしっかり400gのご飯を食べていきます。「おなかを整える豚汁」は前夜に作っておき、果物と牛乳は冷蔵庫から出すだけ。準備の手間を最小限に抑えています。
■昼食・お弁当(1380kcal)
・カツオのショウガ煮
・ニンジンと桜エビの卵焼き
・レンジで簡単!ほうれん草のおひたし
・白米(500g)+ゴマ、ワカメふりかけ
・さけるチーズ
・フルーツ100%ジュース
ご飯に「ご」のゴマと「わ」のワカメのふりかけを混ぜてお弁当に。「カツオのショウガ煮」は朝食と兼用で、「ニンジンと桜エビの卵焼き」を焼いている間にレンジでパパッと「ほうれん草のおひたし」を作ります。さけるチーズは昼食時に食べてもよいし、補食にスライドしてもOK。
■補食(817kcal)
・おにぎり(@100g×3個)
・作り置きカルシウムふりかけ
・鳴門金時の簡単大学イモ
・プロテインドリンク
おにぎりは「作り置きカルシウムふりかけ」を混ぜ、食べるタイミングを調整しやすいよう1個100gに握ります。つま楊枝だけで食べられる「鳴門金時の簡単大学イモ」は補食におすすめです。
■夕食(1941kcal)
・炊飯器でタンドリーチキン風ライス(ご飯600g)
・アリスのスープ
・マッシュルームと水菜のコールスロー風サラダ
・果物(パイナップル)
仕事から疲れて帰ったお母さんも、スイッチひとつで出来上がる「炊飯器でタンドリーチキン風ライス」なら楽々。スパイスの香りで食欲がわき、600gのご飯もペロリと食べられます。さっぱり味の「マッシュルームと水菜のコールスロー風サラダ」を箸休めに、旬の野菜とご飯、牛乳入りの「アリスのスープ」で疲労回復を促します。
■1日分のエネルギー合計=5436kcal