日本には、独特の食材の単位や数え方があります。料理のレシピをより理解するために、単位と数え方を復習しましょう。
<主に魚>
・匹(ひき)…食材の数え方としては魚のみ(豚などの動物は食材としては切り身で扱われるため使わない)。
・尾(び)…尾ひれがついた魚。
・切れ(きれ)…魚の切り身や一口大に切られた薄い肉の切り身。
・柵(さく)…長方形にさばいた刺身用の魚。
・杯(はい)…タコやイカなど。
・腹(はら)…サケやタラなど魚の卵の塊。
<その他>
・帖(じょう)…海苔(10枚で1帖)
・膳(ぜん)…ご飯が盛られている茶碗、お箸
・丁(ちょう)…豆腐
・粒(つぶ)…豆類や穀類、魚卵のほか、ブドウの粒やイチゴなどやや小さな球形の果物
・枚(まい)…油揚げや春巻きの皮などの薄いものや、豚などの薄切り肉、おろした魚、鶏のもも肉、むね肉、ささみなど。
・合(ごう)…日本酒や米の単位で、1合は180ミリリットル。
・升(しょう)…10合=1升=1.8リットル。
・斗(と)…10升=1斗=18リットル。