8月29日は「焼肉の日」。「8(やき)2(に)9(く)」の語呂合わせと、夏バテの気味の人に焼肉でスタミナをつけてもらおうと、1993年に全国焼肉協会が定めたものです。

 焼肉の日にちなみ、肉に関する統計を見てみましょう。2014~16年において、1年間の「肉類への平均支出金額」の上位は以下の順位となっています(単位は円)。

1位=奈良市  10万9849
2位=大津市  10万8885
3位=京都市  10万8459
4位=和歌山市 10万4547
5位=堺市   10万4176
6位=神戸市  10万2461
7位=広島市   9万9347
8位=大阪市   9万8817
9位=岡山市   9万7592
10位=北九州市  9万7562

 何とトップ10はすべて、西日本の都市です。

サシ(霜降り)がびっしり入った牛肉
サシ(霜降り)がびっしり入った牛肉

 また、牛、豚、鶏で種類ごとに分けた購入量(g)のランキングは以下となります。

<牛肉>
1位=和歌山市 9649
2位=京都市 9469
3位=奈良市 9439

<豚肉>
1位=青森市 2万3504
2位=相模原市 2万3371
3位=静岡市 2万3211

<鶏肉>
1位=福岡市 2万0298
2位=山口市 2万0284
3位=岡山市 1万9531

 牛肉の上位はいずれも関西。「関西人にとって肉といえば、牛肉」だと聞きますが、地方によって食文化や食生活に違いがあることが、データからも見えてきます。