厚生労働省が先月、働く母親の割合が初めて7割を超えたことを発表しました。その働く母親たちが健康のために取り入れている食事の方法や、時短調理の工夫などについて、市場調査などを行うソフトブレーン・フィールドがこのほど、平均年齢47歳の女性897人を対象に調査しました。

ソフトブレーン・フィールド調べ
ソフトブレーン・フィールド調べ

 持続的に働くために、健康な食生活を「心がけている/わりと心がけている」と回答した人は7割強。その方法や食べ物は、牛乳やヨーグルトなどの「乳製品を摂る」がもっとも多く、特に「毎朝ヨーグルトを食べている」という声が大多数を占めました。次いで「豆腐や豆類を食べる」「3食しっかり食べる」「手作りの食事」が続きました。

 また「必ず1日3食を摂り、血糖値が上がりにくいように野菜から食べる(50代)」といった食べ方の工夫や、「健康のために手作りの食事、サラダは毎日、メインに魚や肉を使った料理をつくる(40代)」など、栄養のバランスを考えたコメントもありました。

ソフトブレーン・フィールド調べ
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 普段料理をする際に、時短を「心がけている/わりと心がけている」人は7.5割以上で、その調理法や工夫については半数以上が「電子レンジを使った加熱料理」と答えました。続いて「献立を前もって考えておく」、ピーラーやスライサーなどの「便利グッズの利用」などがあがり、事前準備で無駄のない行動を心がけているようです。

ソフトブレーン・フィールド調べ
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 コメントでは「1週間分の買い物をした後、ある程度献立を考えておく(40代)」「野菜を多めに摂れるような献立を考えてから買い物に行く(50代女性)」といった、買い物行動の違いもわかりました。

 ほかにも「加熱時間を短縮するために電子レンジで加熱してから調理する」、フライパンひとつで手早く調理ができる「フライパンを使った料理」「作り置き」などで、帰宅後に短時間で夕食をつくるための工夫をしています。

 先日行ったアスレシピのユーザーアンケートでも9割以上が働くお母さんであることがわかりました。家族の健康だけでなく、お母さんが持続的に働くためにも、基本の食事を大切にしましょう。